ブランク13年「好きな仕事」で再起した彼女の志 50歳前後の"暗黒時代"、ファッションに救われた
東洋経済オンライン / 2024年4月30日 15時0分
「結婚したい人がいるんだけど」って。順番がぐちゃぐちゃですよね。今はこうやって笑って話してますが、当時は深く傷つき、落ち込みました。
セレクトショップの販売員は2019年、51歳のときに退職。そこでなんとなく「独立しようかな」と思い立ちました。
ただその時期は、自分自身の離婚や家庭の事情が山積みだったので、スタートを切ることもできませんでした。
名ばかりのフリーランス状態で時間だけはあったので、パーソナルカラーや顔タイプ診断の検定を片っ端から取り、心理学の講座や起業塾にも行きました。
独立後しばらく売り上げはほぼなし。
2020年ぐらいから何となく仕事として成り立ってきたぞ……みたいな矢先に今度はコロナがやってきました。外出自粛の風潮があり、せっかく予約していただいたショッピング同行もできなくなり、再び収入はゼロに。
仕事もなくどうしようとなっていたときに、オンラインで無料のグループ相談会を思いつきで始めることにしました。
2カ月の間に、週1回から週2回というペースで開催。そこで130人ぐらいの集客に成功し、百貨店が再開したタイミングでショッピング同行の仕事も再スタート。オンライン相談会でつながったお客さまが来てくれました。
40代50代こそ「自分を見つめる時間」を
私が45歳だったのは、ちょうど制服を着て働いて、人間関係に悩んでいた暗黒期あたり。
45歳って、家では家族のために働き、仕事に関しても重要なポストを任されたりして、「自分を犠牲にして何かをしなくてはいけない」というシーンが多い時期だと思うんです。
私自身も40代後半を振り返ってみて、「自分のことを考えている時間なんて、1日に1分もなかったな」と思います。
インスタライブでもよく言っていることですが、みなさんには自分のことを考える時間を5分でも10分でも作ってほしい。
今の自分のことや、この先こんなことがしたいというような希望について考える時間を意識して作ってほしいなと思います。
おしゃれも「自分のことを見つめる作業」のひとつ。自分のことがわからないと、着飾るという行為はできません。
自分のことを知らないまま、適当に買ってきた服を適当に着ているから、気づくとおかしなことになっているんです。
毎日数分でもいいので、鏡の前に立って、今日の自分はどうだろう、と見つめてみてください。インスタライブではいつも「この30分間だけは自分のことやファッションのことだけを考えましょう」と言っています。
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