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「このドラマでは東京がメインキャラクター」「これからどうなるのって、1週間ドキドキ、イライラしながら待つ時間を過ごしてほしい」アンセル・エルゴート、渡辺謙「TOKYO VICE Season2」【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年4月9日 15時9分

渡辺謙(ヘアメーク:倉田正樹(アンフルラージュ)/スタイリスト:JB)とアンセル・エルゴート(ヘアメーク:金沙知) (C)エンタメOVO

 WOWOWとHBO Maxによる日米共同制作のドラマシリーズ「TOKYO VICE」のSeason2が、4月6日(土)からWOWOWで日本独占放送・配信開始となった。1990年代の東京を舞台にしたこのクライムサスペンスで、主人公の新聞記者ジェイクを演じたアンセル・エルゴートと、刑事の片桐を演じた渡辺謙に話を聞いた(なお、アンセルは通訳なし、全編日本語でインタビューに挑んだ)。

-まずアンセルさん、前回インタビューをした際に、「一番の見どころは渡辺謙さんとのシーンで、一緒に仕事ができてとても幸せだった」と言っていましたが、今回はいかがでしたか。

アンセル 関係性はもっとよくなりました。

渡辺 もっとよくなったんで、幻滅しなかった?(笑)

アンセル 4年間は、僕のキャリアの中でも一番長い関係ですから、また謙さんと一緒に仕事ができて本当に感謝していますし、とても幸せでした。

-渡辺さんはいかがですか。

 最初の時は、コロナの影響が非常に強くて、撮影自体が困難な状況でした。でも、それはそれですごく結束力が高まった撮影ではありました。シーズン2はそういう束縛がなくなったので、より自由に、リハーサルの段階から通常のプロセスで撮影をすることができたので、そういう意味では冗談も言い合えましたし、楽しい時間が過ごせました。

-コミュニケーションももっと密になった感じですか。

アンセル 例えば、別々のシーンの撮影の日に、謙さんに「来週の撮影で日本語のせりふがあるんですけどどうしましょうか」と聞いたりして…。

渡辺 お互いにどこを日本語でやるか英語でやるのかを、早く準備をして決めておかないと、僕らもコンフューズ(混乱)するんです。だからその辺は、ちょっと会った時とかLINEでも、「あのシーンなんだけど、俺はここからここまでを日本語で言いたいから、その後はずっと英語でやるのはどう?」などと打ち合わせもできたので、オンキャメラ以上に密な関係ではありました。

-前回、アンセルさんに話を聞いた時に、「実際に日本に住んだことがこの役にとても役に立った。もっと日本語も勉強したい」と言っていましたが、今聞いたら日本語がさらにうまくなっていて驚きました。シーズン1と2の間も日本にいたのですか。

アンセル シーズン1と2の間に、ちょっとだけ日本にいました。ずっと日本語の先生とZOOMで勉強して、それでシーズン2が始まるかなり前にまた来ました。でも僕の日本語はまだまだです。

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