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終盤の連続ゴールで10人のアル・アハリを下したフラメンゴが3位で大会を終える!《クラブ・ワールドカップ》

超ワールドサッカー / 2023年2月12日 3時0分

写真:Getty Images

FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2022・3位決定戦のアル・アハリ(エジプト)vsフラメンゴ(ブラジル)が11日に行われ、2-4でフラメンゴが勝利した。

準決勝で欧州王者のレアル・マドリーに敗れたアル・アハリと、暫定のアジア王者アル・ヒラル(サウジアラビア)に敗れたフラメンゴによる3位決定戦。

試合は早い時間にスコアが動く。7分、ペドロのパスでボックス右に侵入したバレラがマールルのスライディングタックルで倒されると、VARの末にフラメンゴにPKが与えられた。プレッシャーの掛かる場面だったが、キッカーのバルボサがゴール右隅に流し込んだ。

先制したフラメンゴは26分にも、バルボサのパスで右サイドを抜け出したデ・アラスカエタのクロスをファーサイドのペドロがヘディングシュート。これが相手GKに弾かれると、こぼれ球をバルボサが詰めたが、シュートは枠の上に外れた。

その後は一進一退の展開が続く中、アル・アハリはセットプレーからチャンスを迎える。37分、マールルの左CKをゴール前に走りこんだアブデルカデルがヘディングシュートをゴール左に叩き込んだ。

同点で迎えた後半、先に決定機を作ったのはアル・アハリ。57分、カウンターから左クロスに反応したシェリフがチアゴ・マイアに倒されPKを獲得。しかし、マールルのPKは完全に読み切ったGKサントスがキャッチした。

追加点のチャンスを逃したアル・アハリだったが、すぐに勝ち越しに成功する。60分、ファティのパスをボックス左で受けたアブデルカデルがDFをかわしながら中に切り込むと冷静にゴール右隅へシュートを流し込んだ。

勝ち越しを許したフラメンゴだったが、すぐにチャンスを迎える。65分、バルボサのパスに反応したルーカスがボックス左でファターに倒されると、主審はPKを宣言。しかし、オンフィールドレビューの結果、ボックス外でのファウル判定されPKは取り消しに。それでもファウルで決定機を阻止したファターにはレッドカードが提示された。

数的優位となったフラメンゴは77分、ボックス右手前でパスを受けたバルボサがクロスを供給すると、ゴール前で競り合ったデ・アラスカエタが飛び出したGKや相手DFと交錯。このこぼれ球に素早く反応したペドロが無人のゴールにボールを流し込んだ。

さらにフラメンゴは80分、右サイドからのロングパスをボックス内のペドロが右足でトラップを試みると、流れたボールがハニの左手に当たり、オンフィールドレビューの末PKを獲得。これをバルボサがゴール左へ決めた。

終盤の連続ゴールで勝ち越しに成功したフラメンゴは、試合終了間際の91分にも相手選手のバックパスをボックス内でカットしたペドロが難なくネットを揺らし、4-2で勝利。3位で今大会を終えた。

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