公式戦2連敗で憤るガルティエ、CLバイエルン戦へ 「あまり喋らず、働き、これまでと同じく真剣に準備する」

写真：Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)のクリストフ・ガルティエ監督が振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

11日のリーグ・アン第23節でモナコのホームに乗り込んだPSG。開始4分の失点から18分にもネットを揺らされ、39分に1点を返すが、前半終了間際に突き放され、1-3で敗戦した。

多くのケガ人がいるなど理由もあるにせよ、14日に迫るバイエルンとのチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグに不安を残す公式戦2連敗に指揮官も憤りを露わにした。

「試合のスタートが破滅的だった。その3分後にお粗末なディフェンスのミスでリードを許している。でもって、守備のエラーから2点のビハインドだ。準備の面では大変な1日で、私が用意したメンバーを午前中に2度も作り直しを強いられたほどだ。ほとんど時間をかけずに試合をやる羽目になってしまった」

「あっという間に引き離されてしまったね。セットアップに手を施して、何とか試合に入り直せた感じから、2、3回のチャンスもあったし、良いゴールも決まった。だが、当然ながら、前半アディショナルタイムの失点はフラストレーションが溜まるものだったよ」

「経験の浅い選手や、長くプレーしていない選手がいて、あと数秒というところで、完全にバランスを崩してしまった。それで戦況が変わってしまったとは言い切れないが、2-1で突入するのと、3-1で突入するのとで、今のチームでは違いがある。もちろん、課題は複雑だが、本当に残念だ」

「サポーターの怒りは理解できる。真っ当だ。非常に難しい1週間になってしまったが、団結する必要がある。それが合言葉だ。火曜日がどうなるかはこれから。我々は準備する。あまり喋らず、働き、これまでの試合と同様に非常に真剣に備える。ベンチにいた選手も、いなかった選手も再統一できればと思う」