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【CLラウンド16プレビュー】ライプツィヒvsシティ! 昨季GSで1勝1敗の両雄が8強懸けて再戦

超ワールドサッカー / 2023年2月22日 12時0分

写真:Getty Images

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグ、RBライプツィヒvsマンチェスター・シティが、日本時間22日29:00にRBアレーナでキックオフされる。昨季グループステージで対峙した両雄によるベスト8進出を懸けた第1ラウンドだ。

ライプツィヒは今季のグループステージで王者レアル・マドリー、シャフタール、セルティックと同じグループFに入った。リーグ戦不振に加え、シャフタールとの初戦での1-4の大敗によってテデスコ前監督を解任。以降はマルコ・ローゼを新指揮官に据えると、初陣のマドリー戦こそ落としたが、そこからの4連勝によって逆転での2位通過となった。

また、ブンデスリーガでは前々節のウニオン・ベルリン戦で敗れるまで、12戦無敗(8勝4分け)と新指揮官の下で完全に復調。直近のヴォルフスブルク戦では久々の黒星の影響が懸念された中、MFフォルスベリの活躍などで3-0の勝利。その不安を払しょくする完勝を収めた。対戦相手との実力差は間違いなくあるものの、チームとして良い状態でホームでの初戦を迎えている。

一方、今季も悲願のビッグイヤー獲得を最大の目標に掲げるシティは、グループGでドルトムント、セビージャ、コペンハーゲンと同居。余力を残しながらも4勝2分けの無敗で順当に首位通過を決めた。

3連覇を目指すプレミアリーグではアーセナルとの熾烈なタイトルレースを繰り広げる中、1試合未消化の首位チームと2ポイント差の2位に位置。前々節はミケル・アルテタのチームとの首位攻防戦で会心の3-1の勝利を飾り、暫定首位に浮上。だが、直近のノッティンガム・フォレスト戦では格下相手にほぼ90分間優勢に試合を進めながらも、再三の決定機逸で2点目を奪えなかった結果、終盤の失点で痛恨の1-1のドローとなった。これによりリーグ戦へのプレッシャーが高まるが、週末は比較的与しやすいボーンマスとの対戦となるため、まずは今回のライプツィヒ戦に全力を注いでバウンスバックを図りたいところだ。

なお、昨シーズンのグループステージで初対峙した両者の対戦成績は1勝1敗の五分。RBアレーナでの初戦はMFエンクンクがハットトリックを達成したホームチームに対して、アウェイのシティが6ゴールを奪って圧勝。エティハド・スタジアムでの第2戦はすでに突破を決めていたシティに対して、アウェイのライプツィヒが2-1の勝利でリベンジを果たしている。

◆RBライプツィヒ◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.

GK:ブラシュヴィッヒ
DF:シマカン、オルバン、グヴァルディオル、ラウム
MF:ライマー、シュラーガー
MF:ショボスライ、フォルスベリ、ヴェルナー
FW:アンドレ・シウバ

負傷者:GKグラーチ、DFディアロ、MFダニ・オルモ、エンクンク
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはグラーチ、ディアロ、ダニ・オルモの3選手が引き続き不在となる。また、ヴォルフスブルク戦で長期離脱から復帰したエンクンクはリバウンドが出たようで、前日トレーニングをフル消化できず、欠場の可能性が出てきている。

システムに関しては[3-4-3]、[4-4-2]、[4-2-3-1]と複数の布陣を使い分けているが、快勝した直近のヴォルフスブルクと同じ[4-2-3-1]の採用とみる。スタメンは前述の11人を予想したが、両サイドバック、ヴェルナーを最前線に置きハイダラを中盤に置くカウンター色の強いメンバー構成も想定される。

◆マンチェスター・シティ◆
【3-2-4-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:エデルソン
DF:ウォーカー、アカンジ、アケ
MF:ロドリ、ベルナルド・シウバ
MF:マフレズ、ギュンドアン、フォーデン、グリーリッシュ
FW:ハーランド

負傷者:DFストーンズ、ラポルテ、MFデ・ブライネ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはストーンズに加え、病気による体調不良で前日練習を欠席したラポルテとデ・ブライネが遠征メンバーを外れている。

システムに関しては[4-3-3]への変更も十分に考えられるが、[3-2-4-1]の継続が濃厚だ。スタメンは各選手の疲労などを考慮して前述の11人を予想。ただ、ルベン・ディアスの継続起用やここ数試合出番がないリコ・ルイス、アルバレス辺りの起用もありそうだ。

★注目選手
◆RBライプツィヒ:DFヨシュコ・グヴァルディオル
Getty Images

強力攻撃陣ストップなるか。2021年夏のライプツィヒ加入以降、世代屈指の若手センターバックとの評価を確立してきたグヴァルディオル。さらに、先のカタールW杯ではクロアチア代表の若きディフェンスリーダーとして圧巻のパフォーマンスを披露し、3位入賞に貢献。その市場価値をさらに高めた。

その左利きの万能型センターバックにはチェルシーを始めプレミアリーグのメガクラブがこぞって関心を示し、最近のインタビューでは今冬チェルシーから接触があったことを認めつつ、将来的なイングランド行き希望を公言している。

そういった中で迎える今回の一戦ではプレミア屈指の攻撃力を誇るシティと対峙することもあり、個人としては自身の実力を試す試金石の一戦となるはずだ。とりわけ、昨季までブンデスリーガでしのぎを削った怪物ストライカーとのマッチアップは見ものだ。

◆マンチェスター・シティ:FWアーリング・ハーランド
Getty Images

今季2度目のドイツ凱旋で元ライバル相手のゴールを狙う。昨夏、鳴り物入りでシティ行きを果たした22歳は、ここまで公式戦31試合32ゴールとゴールデンシューレースを独走する圧巻の活躍を披露。プレミアリーグでは14試合を残し、レジェンドFWアグエロが持つ1シーズンでのクラブ最多ゴール記録の26ゴールに到達している。

再開後はややゴールペースを落とし、フィニッシュの終着点が明確となった“ノルウェー代表FW”仕様の攻撃に批判的な声も挙がっているが、やはり相手守備陣にとって最も脅威となる存在だ。

グループステージで実現したドイツ凱旋では古巣への愛着や敬意もあってかゴールを決められなかったが、今回の2度目の凱旋では元ライバル相手に遠慮なく戦える。なお、対ライプツィヒでは通算4度の対戦で6ゴールを記録。直近の対戦はノーゴールに終わったが、それ以外の3試合ではいずれもドッペルパックを記録し、チームを勝利に導いている。

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