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退任発表のチャビ監督が一転してバルサで続投決定! 来季も指揮に意欲「プロジェクトはまだ終わっていない」、続投決断の理由も語る

超ワールドサッカー / 2024年4月25日 22時2分

バルセロナは25日、チャビ・エルナンデス監督(44)の続投を発表した。

25日にトレーニング施設のジョアン・ガンペールでジョアン・ラポルタ会長が会見を行い、発表した。

「チャビがファーストチームの監督として続けていくことを発表でき、とても嬉しく思う」

「常にバルサの利益を見ている。チャビが続投することはとても良いニュースだ」

また、チャビ監督も同席。「やる気と期待感に溢れており、フロント、スタッフ、そして選手たちからの信頼感がある。それがバルサのベンチで続投するためのカギとなった」と、続投する決断の理由を語った。

チャビ監督は2021年11月にバルセロナの監督に就任。就任2年目にラ・リーガのタイトルを獲得していた。

しかし、今シーズンは苦戦が続き、1月にはコパ・デル・レイ、スーペル・コパで敗退。タイトルを逃すと、ラ・リーガのビジャレアル戦で大敗を喫し、その後に今シーズン限りでの退任を電撃発表して話題となっていた。

その後、何度となく続投への意思を聞かれても否定してきたチャビ監督だったが、バルセロナのフロント陣は引き留めに尽力。最終的には説得に成功することとなった。

チャビ監督は「プロジェクトはまだ終わっていない。続けていかなければならない」と語り、「クラブの安定を維持し、勝てるチームづくりを続けることだ」と目標を語った。

また、クラブ幹部との会談についても語り「昨日、会長とミーティングをした際、僕の進退をクラブのことを考えて預けた。会長、全てのフロント、スポーツエリアのスタッフからの信頼を感じるし、その期待感と信頼は相互のものだ」とし、自身への信頼の厚さが翻意した理由だと語った。

自身が1月に退任を口にしたことについては「方向転換を図るにあたり、あの当時は決断が正しかった」とコメント。「ただ、現在は状況が異なっている」と、様々な状況が変わったとのこと。「来年は再び期待が高まり、大きな成功を手にすることが近付くだろう」と、期待を寄せている。

【写真】チャビ監督、ラポルタ会長、デコSDが手を取り合う




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