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作り置きしておこう! 美肌と健康におすすめ 「トマトの保存食」とは?

Woman.excite / 2015年8月11日 12時0分

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© karinrin

連日の猛暑で、夏バテなどしていませんか? 私が住む山梨市は盆地のため、冬は寒く夏は暑いと言われています。自宅は古い日本家屋でクーラーもないのですが、風が通りぬけて気持ちよいのです。しかし、さすがの暑さでバテることも。そんな時は食べ物の力で、涼を取ったり、夏バテしない体づくりを心がけています。

© karinrin


暑さで自分の体力が消耗し、疲れがどんどん蓄積し、知らず知らずのうちに熱中症になることも…。今回は、そんな時におすすめの食材「トマト」のパワーと、手軽に作れるトマトの保存食についてご紹介しましょう。

医者いらず? 美肌と健康の味方「トマト」の働き
「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトには豊富なビタミン類、鉄、カリウム、カルシウムなどのミネラル分のほか、クエン酸、リンゴ酸、アミノ酸、カロテン(カロチン)、ルチン、さらに水溶性の食物繊維であるペクチンなど、納得できるほどの様々な栄養素が含まれています。

© Mara Zemgaliete

© Mara Zemgaliete


中でもトマトの栄養素で有名なのが「リコピン」。これはカロテン(カロチン)の一種で、脂溶性の赤色の色素のこと。抗酸化力が強いのが特徴で、コラーゲンの合成を促し皮膚や粘膜を整えてくれたり、メラニン色素の合成を抑え美白に導いてくれます。また、強い抗酸化作用によって活性酸素を取り除き、老化防止や血液をサラサラにしてくれたりと、お肌や健康に嬉しい作用があると言われています。

リコピンの吸収率もUP! おすすめの保存食とは?
そんなトマトをいただくなら、一番太陽の恵みを受けて美味しい夏の時期がよいですよね。トマトを食べて疲れた体をリフレッシュし、美肌や健康へ導きたいものです。

とはいえ、トマトは体を冷やす食べ物です。冷え性や胃弱の方は生のものを食べ過ぎると逆効果ですので、煮る・焼くなど火を加えたものを食べるのがおすすめ。また、加熱したほうがリコピンの吸収率が上がり、油と合わせることで更に効率的に吸収できるとも言われています。

今回は、体が冷えずリコピンの吸収率もUPするトマトの保存食、「セミドライトマトのオイル漬け」を作ってみましょう。


夏のうちに作り置き! 「セミドライトマトのオイル漬け」
手軽に食べやすいミニトマトは、老若男女問わず人気の野菜。そのまま食べても美味しいのですが、冷え・美容・健康の効果を期待したい人には、ミニトマトをオーブンでじっくり・じっくりと乾燥させて旨味をぎゅっと閉じ込めた「セミドライトマトのオイル漬け」がおすすめです。

トマトがたくさん出回る夏に作っておくと、とても便利です。濃厚な甘みと酸味がアクセントになって、料理のバリエーションが広がります。

「セミドライトマトのオイル漬け」の作り方

<材料> (作りやすい分量で)
・ミニトマト(赤、黄、紫など)  半分に切ってオーブンにのせられる量
・塩、オリーブオイル  各適量

<作り方>
1)ミニトマトはよく洗い、ヘタを取って半分に切る。 キッチンペーパーを敷いたバットの上に並べ、切り口に軽く塩をふり、そのまま15分ほどおく。

2)余分な水けか?出たらキッチンペーパーで軽く押さえ、オーブン用シートを敷いた天板に並べる。100℃に予熱したオーブンに入れ、1~2時間乾燥させます。

写真の状態になるまでミニトマトを乾燥させてください。

写真の状態になるまでミニトマトを乾燥させてください。


3)煮沸消毒した保存瓶にセミドライトマトを入れ、オリーブオイルをセミドライトマトがひたひたになるまで注ぎます。

そのままパンの上に乗せて食べてもおいしいですし、ギュッと詰まった甘味と酸味が料理のアクセントにもなるので、パスタや肉や魚と一緒にマリネしてオーブンで焼いたり、炒め物、炊き込みご飯など、漬け込んだオイルとともにあらゆる料理に使えます。


ブロッコリー・にんにくなどと一緒に<老化防止>、鶏の胸肉・ささみ・アボカドと一緒に<美肌>、卵などと一緒に<疲労回復>など、その日の体調や気分により、目的別に食材を組み合わせてみましょう。夏のだるい時期に料理をする “やる気” を奮い立たせてくれるかもしれません。


「セミドライトマトのオイル漬け」は、しっかりと蓋をして密封しておけば1年はもちます。私はこの時期「トマトの水煮」と共に作っておいて、旬ではない時期に活用しています。


セミドライトマトを作るにはハードルが高い! という方は市販のものを使ったり、そのままさっと湯むきしてほかの野菜と一緒に出汁に浸したり、鯖などの青魚の水煮缶と一緒に炊き込みごはんなどを作ったりなど、トマトの調理を楽しんでみてくださいね。


次の季節を元気に過ごすためにも、夏の疲れた体を「トマト」の力でリセットしてみてはいかがでしょう。
(真藤舞衣子)

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