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私が子育てで大事にしている、読み聞かせ【コソダテフルな毎日 第10話】

Woman.excite / 2017年2月23日 12時0分

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こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。男の子三人(小2・5歳・2歳)のママです。

私が母親になって叶えたかったことは、本好きな子に育ってほしいこと
失敗だらけ&日々試行錯誤な私ですが、唯一、努力が実を結んだ事がございまして…。

それは、長男・ちゅんたんが、本好きな子に育ってること。


実は母親になったら叶えたいと思っていた密かな夢があったんです。

・子供に本好きに育ってもらいたい。
・ちょっとした図書館並みに絵本を揃えたい。

っていう夢。

現在、我が家にはいくらぐらいあるんでしょうか…。かるく200冊は越えてると思います。

ちなみにオモチャはろくなものはひとつもありません。絵本だけが我が家の財産です。

なぜこのような考えになったのかというと…

もともと絵本の読み聞かせの重要性については興味があった分野なのですが、ある日、夫が良いことを言ってくれたんですね。


あ、ちなみに夫は子供の頃からまったく本を読まず、読み聞かせも苦手で、おまけにド下手です。

妻がせっせと読み聞かせに勤しむ姿を見て彼なりに思うことがあったんでしょう。

「育児において、どんな手法も必ず賛否両論がある。

母乳育児がいいっていう意見もあれば、ミルク・混合育児でもいいっていう意見もあるし、テレビがよくないっていう意見もあれば、時間を決めてれば大丈夫っていう意見もある。

どんな意見でも必ず良い面、悪い面が挙げられるけれど、

絵本の読み聞かせだけはどの立場のどんな人でも『良い』と言う。

たしかに。

絵本の読み聞かせだけは、「読み聞かせすぎはよろしくない」とか、「読み聞かせも良し悪し」って聞いたことないです。

読み聞かせ開始は生後5ヶ月。その反応は?
私がちゅんたんに読み聞かせを始めたのは、生後5ヶ月の頃。市のブックスタート事業で絵本を貰った頃ですね。

ただ、生後5ヶ月の赤ちゃんに絵本を読んでみたところで、キャキャキャッ! と笑うとか、興奮する、とかそういった反応は一切ありませんでした。



特にちゅんたんは、笑顔を安売りしない赤ちゃんだったため(無口&ポーカーフェイス)

一人でテンション高いオバサン状態。


完全なる一方通行で「意味あんのかな…」ってむなしくなる瞬間多々ありました。が、その他に遊ぶ手段も特に持ち合わせていなかったので、とりあえず毎日数冊ずつ読み続けました。

月齢や年齢によりなかなか読み聞かせにも苦労する
生後8ヶ月頃になってくると、動きも表情も出てきますが、今度は、脱線&妨害。



まだ読んでる途中なのにベリッ!とページをめくられるわ、試食はするわ、まぁ、理想通りになんていかないわけですよ。

「ね、聞いてる? 聞いてないよね、絶対?」なんてことしょっちゅう!

しかし、自我が芽生える頃には、絵本への興味が湧いてきて、自分で読んでほしい本を持ってくるようになったんです。

これぞ私の望んでいた状態…!! ではあったのですが、これがまた何気に大変…。



四六時中読んで読んでとついて回られる。


ちょっと待って! って言う事もありましたが、できるだけこの興味を絶やしたくないと思ったので、

食器を洗ってる途中でも手を止めて床に座って読んだり、

料理の合間にコンロの下に座って読んだり、時には同じ本を4度連続で読まされ、気がついたら一時間経ってた事もありました。

読んで読んで攻撃の中、本当の私の気持ち
こうして書いてみたら、なんだか私、めっちゃ優しいお母さんのように写るんですけど、決してそんな事ないんですよ?

内心、「あぁ…忙しいのに…!」とか全然思ってましたし、「早く自分で読めるようになればいいのに…チッ!」とかも思ってましたし。

昨日も一昨日も読んだのに、また同じ本持ってきて…



こっちがもう読みたくないよ……ってうんざりすることもいっぱいありました。

でも、今だからこそ言えるんですが、

ここまで絵本に熱中している時期なんてほんの一瞬だったな、と。

ちゅんたんの場合、1歳~2歳代がまさに黄金期で、飲んでも飲んでも喉が乾くように、読んでも読んでも次から次へと持ってきました。


手を止めて日々読んであげて、今の息子がある
でも、ここだけは私の中で誇れる事で、

手を止めて一冊一冊読んできた毎日毎日の積み重ねがあってこその今のちゅんたんがあるのだと思うんです。

では、実際に絵本の読み聞かせの効果がどのように発揮されるのかというと、はっきり言って、それはまだわかりません。

読み聞かせがいいとは聞くけれど、実際どのように効いているのかは、我が子ではよくわかりません。

絵本の読み聞かせを何百冊としてきても、ちゅんたんは字を覚えるのが遅かったですし、書くのも遅いし、おまけに汚い。(関係ない)

お勉強系で唯一役に立っているといえば、教科書に出てくる物語がどれも知っているものばかりっていうことと、

(おじさんのかさ、スイミー、スーホと白い馬 などは全部幼稚園時代に読破済み)

初見の読解力テストが毎回100点ということぐらいです。

でも、親が読書に求めるものってテストの点数ではないと思うんですね。

結局、想像力とか、感受性とか、柔軟性とか、そういったところだと思うんです。

なので、ちゅんたんがどこまでそういったものを身に付けているのかは今の時点ではわかりません。

結局、読み聞かせの効果はわかりづらい
それに究極を言うと、実は私も夫も親に読み聞かせをしてもらった記憶がほとんどありません。

その後私は自分で本を読むのが好きになり、わりとよく読んで育ち、夫はというとほとんど本を読むことなく育ちましたが

大きくなった二人を見てみると、
夫のほうが読解力と理論性を持ち合わせています。
私のほうは発想力と想像力を持ち合わせています。

書いてあることを忠実に正確に読み取るのは夫のほうが得意で、表現したり発信するのは私のほうが得意です。

このような結果からすると、結局、どれだけ本を読んだか、やどれだけ読み聞かせをしてもらったかっていうのは一概に図れないもので、そんなにアテにならないのかもしれません。


でも、やる価値があると思う持論
それでも、やはり、多くの先輩方が全員「読み聞かせは素晴らしい親子のコミュニケーション」と口を揃えて言うものですから、私はこれでやってきてよかったんじゃないかと今は思っています。

ちなみに子供に絵本好きになってもらうためには第一条件として、リビングに本棚があることだと思います。

これは今回の引っ越しをしてみて痛感。今まで我が家ではリビングに本だなを置いて、いつでも気軽に本に触れるようにしてあったのですが

今回の引っ越しで家の間取り上どうしてもリビングに本棚を置けなくなってしまいました。そしたら
愕然と読書時間が減りまして……。


今まで当たり前の光景で気づいてなかったけれど、リビングに本棚があるって読書好きへの一番の近道だったんだなって思い知りました。

どうぞ皆様、リビングに本棚を。小さいうちだけでも置いてみてくださいね。
(ちゅいたんママ)

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