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【公演レポ】声楽の神童イム・ヒョンジュ、時代を癒す天上の歌で魅了! 平原綾香と10年ぶりの共演も実現!

Wow!Korea / 2015年4月17日 21時23分

歌手イム・ヒョンジュ

4月8日(水)、東京・サントリーホール(ブルーローズ)にて、韓国を代表する歌手イム・ヒョンジュによる一夜限りのプレミアム・コンサートが開催された。

イム・ヒョンジュは、12歳でデビューすると、その歌声から「声楽の神童」と称され、オベラとポップスを融合した「ポプラ」という新ジャンルを確立し、韓国で社会現象を巻き起こした。2003年2月には、ノ・ムヒョン元大統領の就任式で、歴代最年少歌手として国家を披露し、一躍韓国を代表するアーティストとしての地位を築き上げた。イム・ヒョンジュは、韓国ドラマ・映画等の主題歌を歌っていることでも広くその名を知られているが、日本映画「パッチギ!」(2005年)でも「イムジン河」を歌っており、日本とも縁の深い歌手の1人である。

この日、3年ぶりとなる“神童”イム・ヒョンジュの歌声を聴くため、会場には老若男女、数多くのファンが足を運んだ。会場の照明が暗転するとともに、ステージが神秘的なブルー一色に照らされると、ステージ中央にグレーのジャケットをスタイリッシュに着こなしたイム・ヒョンジュが登場、会場は大きな歓声に包まれた。

この日のコンサートは、1stステージと2ndステージの二部構成。1stステージのオープニングを飾ったのは、アルバム「FINALLY」の収録ナンバーである「Shenandoah」、「I can’t do it」で、イントロのメロディーが静かに流れる中、イム・ヒョンジュが優しく歌い出すと、観客は息を止め、そのあまりにも美しく、優しく、そして切ない歌声に酔いしれた。

歌い終えたイム・ヒョンジュは、客席を見渡しながら笑顔で「皆さん、こんばんは。私はイム・ヒョンジュです。お久しぶりですね。3年ぶりの日本のソロコンサートでした。ありがとうございます。僕はとても皆さんに会いたかったです。今日は僕にとってすごく特別な日です。今日のコンサートでは、僕の最善を尽くして、僕の全てを皆さんに見せていくことをお約束します」と流暢な日本語と英語を交えてあいさつ。また、会場となったサントリーホールについては「僕はサントリーホール(でコンサートを開くの)が初めてです。すごく綺麗ですね」とコメントし、うれしそうな様子を見せた。

誰もが一度は耳にしたことであろうポップスソング、ナット・キング・コール(ジャズ・ピアニスト&シンガー)の「L-O-V-E」を明るく、ノリノリのダンスを交えて披露すると、客席のファンもそれに合わせてノリノリで手拍子を送るなど、イム・ヒョンジュとファンは早くも息ぴったりの様子。そして「今日はとても幸せです。こうして日本のファンの皆さんとこの美しいサントリーホールで日韓50周年を迎える年に、3年ぶりのコンサートを開くことができて、本当に感謝しています」と感慨深げに感謝の言葉を述べて、ミュージカル曲「Memory」をハリのある歌声で力強く歌い上げると、会場は大きな歓声に包まれ、中には感動のあまり思わず立ち上がるファンの姿も見られた。

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