「本質はNewJeansの模倣」…ADOR対HYBE、反撃が続く

反撃に反撃。HYBEがADORに対して圧力をかけているといううわさが絶えず広まっている。

　HYBEはADORの内部文書から経営権を確保する方法をまとめたと見られる文書を発見したという報道があった。ADORがHYBEを圧迫し、経営権の独立を達成する意図であると解釈される「5. 目標」と題された項目があり、「HYBE内で私たちに手を出させない」「最終的には脱出する」と書かれていたということだ。

　HYBEがADORの代表であるミン・ヒジン氏や副代表のL氏に対する監査を開始したと言われている。ADORが投資家を引き付けるために秘密の契約書などを漏洩させている一方で、HYBEがADORの株式を売却するように働きかけるなどの方策を議論していたところに、HYBEの内部監査で発覚した。

　これに対し、ミン・ヒジン代表は声明を発表。彼女はHYBEに対して「ILLITのNewJeansのコピー問題」を抗議し、HYBEがNewJeansに対して行ってきた一連の行動を公式に問題視した結果、突然(22日)代表解任手続きが始まると通知を受けたと主張した。

　ミン代表は、「(HYBEは)ミンが『経営権を奪おうとした』などという馬鹿げた内容の報道を行っている」と述べ、「NewJeansの文化的成果を守るための正当な抗議がなぜADORの利益を損なうことになるのか、なぜADORの経営権を奪う行為になるのか、理解できない何かの意図があるように見える」と述べた。

　そして「HYBEとBELIFT LAB(ILLIT所属事務所)、そしてパン・シヒョク会長は、この問題について適切な謝罪や対策を講じることなく、単に代表のミン・ヒジン個人を会社から追い出せば終わると考えているように見える。しかしADORを退くつもりはない。ADORはNewJeansが築いてきた文化的成果を守り、さらなるコピー行為による侵害を防ぐために可能なすべての手段と方法を駆使する」と述べ、「ADORはコピー行為を含むADORとNewJeansに対する継続的な不当な行為を見逃すことは絶対にないという立場を明確にしたい」と強調した。

　ミン代表の立場表明後、HYBEがADORの経営権を確保する文書を発見したという報道が続き、事態はますます悪化している。

　現在、HYBEはミン・ヒジン代表を含む現ADOR経営陣に対し、監査照会書を送付し、ミン・ヒジン代表に辞任要求を行っている状況だ。HYBEとADORの事態がどのように展開するかが注目されている。

　NewJeansは5月24日にカムバックを控えている。