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【タイ】三菱自動車、新型ピックアップ・トラック「トライトン」を販売

Global News Asia 2014年11月20日 9時45分

 2014年11月18日、三菱自動車は、タイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(以下、MMTH)のレムチャバン工場で生産している1トンピックアップ・トラックの新型「トライトン」の販売を開始したと発表した。

 先代モデルと同様、タイでの発売後、アセアン、オセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米などに順次投入し、約150か国に輸出する。

 9年ぶりにフルモデルチェンジした新型「トライトン」は、働くクルマとしての機能性・信頼性を向上しながら、乗用車のように快適な移動空間を提供する「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」を目指して開発された。

 デザインは、アスリートを彷彿させる筋肉質で無駄のない躍動感あふれるスタイリングとし、ゆとりある居住空間、十分な積載容量、クラストップの取り回しの良さを実現している。

 また、耐久性・堅牢性に優れるシャシーフレームと衝突安全強化ボディー「RISE」の採用により高い安全性を確保。

 さらに、新開発ディーゼルエンジンの採用等により、乗用車並みの室内静粛性と滑らかな乗り心地を実現した。

 キャビンタイプはダブルキャブ、シングルキャブ、クラブキャブの3タイプを設定し、エンジンはクラストップレベルの環境性能と動力性能を発揮する新開発の2.4L MIVECディーゼル・ターボ・エンジンのほか、実績のある2.5Lディーゼル・ターボ・エンジンと2.4Lガソリンエンジンの3機種をラインアップ。キャビンタイプ・エンジン・駆動方式・各種機能装備を、販売する地域に最適な仕様として、プライベートユースからビジネスユースまで、多種多様な顧客からの要望に応える。

 MMTHは、資本金70億バーツ(約210億円)で1987年1月に設立。工場は、タイ東部チョンブリ県シーラチャーのレムチャバン工業団地にあり、従業員数は約7530名。第1から第3まで3工場があり、「トライトン」は第2工場で生産されている。2013年度の生産台数は、33万9319台で、うち14万3947台がピックアップ・トラック。

 三菱自動車会長兼CEOの益子修氏は、タイで開催された新型「トライトン」の発表会にて、先代「トライトン」は2005年8月に販売を開始し、本年9月末までに全世界で累計126万台を販売、三菱自動車の事業再生に最も大きな貢献をした重要な車の一つだと述べ、新型「トライトン」も主力車種であり続けることを期待していると結んだ。

【編集 : YK】

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