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スマトラ沖地震・津波から10年ーユニセフ

Global News Asia 2014年12月26日 8時31分

 2004年12月26日、スマトラ沖地震・津波から10年。災害発生当時、ユニセフ・スリランカ事務所代表として支援活動を行なっていた、現ユニセフ事業局長のテッド・チャイバン氏が下記の声明を発表した。

 スマトラ沖地震・津波は、世界中の人々の生活を永遠に変える災害となりました。一瞬でコミュニティ全体が消滅し、子どもや兄弟姉妹、両親が奪われたのです。この災害に対して、国際社会はこれまでにない深い悲しみと団結の意を表し、世界中の何百万人もの人々が史上最大級となる緊急支援のために力を結束させました。

 ユニセフは命を守る支援を届け、想像を絶するほどの状況下に置かれた子どもたちを危険から守るため、被災8カ国において、最前線で支援にあたりました。

 災害発生から10年が経ちますが、スマトラ沖地震・津波での緊急支援活動から、私たちは多くの教訓を得ることができ、その学びはその後の支援オペレーションを根本から覆すこととなりました。ユニセフは、耐震性のある学校の建築、緊急時に備えた学校教育、より安全な水を提供するための給水方法の導入、子どもたちを守る法の改善や社会政策など、“Build Back Better” (ビルド・バック・ベター)=「災害発生以前からあった問題を復興支援を通じて解決し、以前より良い状態へと再建する」を理念に掲げ、災害に見舞われた国々への支援を最優先に活動にあたっています。

 また、ユニセフは、子どもたちやその家族のための実用的なサービスを提供するため、政府や市民社会と協力して、地方に分散化されコミュニティに基盤がおかれた保健や水と衛生、教育、社会保護システムの構築を支援することで、衝撃や災害にレジリエント(迅速でしなやかな回復力のある)な社会を築くための支援も行っています。

 ユニセフはこのスマトラ沖地震・津波での教訓を生かし、この地域の、そして世界中の子どもたちのために、災害によりレジリエントな社会を築き上げ、世界中の子どもたちの未来への遺産とするよう、支援活動に取り組んでいます。
【編集 : 高橋大地】

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