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フィリピン・セブ島の日系ホテル「東横イン」も超閑散!

Global News Asia 2021年1月1日 10時30分

 2021年1月1日、フィリピンの人気リゾート地セブ島。市民が花火を打ち上げクラクションを鳴らし新年を迎えた。新型コロナ感染防止強化のため、昨年3月21日から日本からの直行便(定期便)などの運航が停止され、海外からの一般観光客の受け入れを中止している。

 政府は、国内旅行者を増やし経済を復興させようと施策を打ち出しているものの、効果は限定的で、多くの観光業も打撃を受けている。

 ホテル業は、厳しい状況で資本力の低いホテルから廃業、閉鎖に陥っている。この状況下では新たな買い手が現れるのは稀だ。

 2017年5月18日にオープンした「東横INNセブ」(客室数582室)は、在住日本人にも高く評価されているリーズナブルホテル。

 南国で楽しく明るい毎日を過ごすアクティブシニア・尾田慎二さんによると、これまでの年末年始なら、打ち上げ花火を楽しむ客が多く賑わっていたが、宿泊客はわずか10名程度と閑散。1,840幅のベッドのキングダブルルームに2名で宿泊し、簡素な朝食付きで2,137ペソ(約4,650円)。客は少ないが利用者を暖かく迎えているという。

 新型コロナワクチン接種が始まるまで、まだしばらくこの現状が続きそうだ。
【編集 : Eula Casinio】

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