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【海外発!Breaking News】身体改造40か所以上 眼球タトゥーの18歳女性「私は理想を追いかける」(伊)<動画あり>

TechinsightJapan 2020年3月14日 5時50分

11歳の時に初めてピアスをしたイタリアの女性は、少しずつピアスの数を増やしタトゥーにも目覚めた。その後、自分が変わっていくことに喜びを感じた女性は“なりたい自分”を追求し、これまで身体の40か所以上にボディモディフィケーション(身体改造)を施し、さらなる進化を遂げている。『Metro』などが伝えた。

イタリアのローマに住むキアラさん(Chiara、18)が初めてピアスの穴を開けたのは、11歳のことだった。以来キアラさんは顔のピアス20個、スカリフィケーション(皮膚に切り込みなどを入れたり、焼灼を行ってケロイドを作り模様を施すこと)12か所、ブランディング(焼印)2か所、サブダーマル・インプラント(皮膚内に器具を埋め込む)6か所、眼球タトゥーと40か所以上の身体改造を行ってきた。顔の中で最も目を引くのは約4センチの穴が開いた下唇で、そこにすっぽりハマる皿のようなアクセサリーが突き出している。

キアラさんは身体改造を続ける理由を「注目されたいとか、目立ちたいからとかではなく、あくまでも自分のため」と語っているが、7年前に初めてピアスの穴を開けた時は、自分がこれほど身体改造にはまるとは思いもしなかったそうだ。彼女は身体改造を続けることについて、こう語っている。

「人が私のことをどう思うか―そんなことは気にしていないわ。私は身体改造をすると心に平和が訪れるの。だから全く後悔はしていなし、回数を重ねれば重ねるほどもっと身体改造をしたいという気持ちになるのよ。」

そんなキアラさんの一番の理解者は、ピアスショップを経営するミケーレさんという恋人で、キアラさんが施術をしてもらうようになって1年半ほどしてから交際を始めたのだという。実はこれまでのキアラさんの身体改造のほとんどがミケーレさんかキアラさん自身で施したもので、白目に入れた黒のタトゥーもミケーレさんによるものだ。

耳の大きな穴に飾りを付けたミケーレさんとユニークな外見のキアラさんが並んで歩くとかなり人目を引くが、ミケーレさんは「キアラに施術できることを非常に誇りに思っている」と明かしており、キアラさんの身体改造ついては次のように語っている。

「目のタトゥーを施術したのは、キアラが初めてだったんだ。不安もあったけど、スムーズに済んで良かったよ。キアラの身体改造で僕の一番のお気に入りは女性器への施術さ。小陰唇を伸ばして、大陰唇にはインプラントを入れたんだ。試行錯誤して時間がかかったけど、彼女とより親密になれたし、最終的にはキアラが満足してくれたんだ。僕が施術する時は、彼女に最大のリスペクトを込めているよ。だってキアラは僕を全面的に信頼して身体を預けてくれるわけだからね。」

一方でキアラさんの母サマンサさんはというと「娘の身体改造をサポートする」と述べつつも、心情は複雑のようである。サマンサさんは母としての気持ちをこのように吐露した。

「誰にだって夢中になるものがあって、キアラの場合はそれが身体改造だったってことでしょうね。でも一番心配なのは、世間があの子をどう見るかってことなの。もちろん外見がいくら変わっても、あの子の本質は変わらないということはわかっているのよ。あの子は人と違うことを楽しんでいるようだし、人からじっと見られても気にしないみたいだけど、世間は人を外見で判断するところがあるでしょう。」

「それに感染症などの健康上の問題が起こらないか心配ね。特に目かしらね。あの子が選んだ道とはいえ、やはり気になってしまうの。」

しかし母の心配をよそに、キアラさんは「鏡の中の自分を見つめると、そこにはいつも『こんなふうになりたい』と思っていた自分がいるわけ。だから私は今、とても幸せなの。そしてこうして幸せでいられることこそ、何よりも大切だと思うの」と屈託ない。また世間の反応については「外出するとジロジロ見られるし、嫌なことも言われたりするわ。でもだからといって自分を正当化したりはしないの。ただ最悪なのはこっそり写真を撮られることね。『写真を撮りたい』って言ってくれれば『ノー』とは言わないのに…。それでも世間のこういった反応については、仕方ないと思ってるわ」としっかり受け入れているようである。

ちなみに理想を追い続けるキアラさんの次の身体改造は、頭皮にチタン製の角を埋め込むことと、おでこにシリコンを入れることだそうだ。



(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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