いま悪い意味で注目を集めている“芸能人の飲み会”。都内在住のメイクアップアーティスト・三宅晴樹さん(35歳・仮名)は、業界で働く友人たちとの飲み会で女性芸能人の“とんでもない姿”を目にしたという。いったい、何があったのか。
◆業界人の飲み会にモデル兼タレントが登場
「今から5年くらい前の話ですね。その日は友人たちと都内の居酒屋で飲んでいました。仕切りのないオープンスペースのソファー席で、メンバーは僕を入れて6人くらい。全員が男です」
参加者は皆、タレントやモデルなどを相手に仕事している業界人。飲み会が進むにつれ、「誰か女の子を呼ぼう」という流れになったそうだ。タイミングを見計らったように、ひとりのスマホが鳴った。電話をかけてきたのは、当時TVや雑誌に引っ張りだこだったモデル兼タレントのA子だ。
「そいつとA子は昔からの友達で、彼女がTVで売れる前から仲が良かったそうです。男同士で飲んでいることを友人が伝えると、『私も行くから待ってて!』と返ってきました」
1時間後、ラフな格好をしたA子が店に現れた。よその店でかなり飲んできたのか、ずいぶん酔っぱらった状態だったという。
「僕はそのときが初対面。普段から芸能界で仕事をしているので、『だいぶ飲んできたんやろうなぁ』くらいしか思っていませんでした」
◆居酒屋の席でやりたい放題
これと言って記憶に残るような会話もなく、ただ楽しく一緒に飲んでいた。ところが、べろべろに酔ったA子がダウンしたことで、空気がおかしくなっていく。
「彼女が『もうむりー! 寝るー!』って感じで、ソファーでそのまま横になって。首回りの空いた緩い服を着ていたので、胸が見えそうになっていたんですよ。その様子を見て、その場にいた誰かが『これ、揉めるんじゃない?』と言い出しました」
メンバーのひとりがA子に水を渡しながら、「おっぱい揉んでいい?」と聞いた。A子は笑顔で「いいよー」と答えたそうだ。
「みんなで順番に服の上から揉んで、しまいには揉みながら酒を飲んでいるヤツもいましたね。もちろん僕も触りましたよ。そこにおっぱいがあるなら揉むでしょ。大きさや感触? 覚えていないなぁ……」
個室でもない居酒屋のオープン席でそんなことをして、誰も気に留めなかったのだろうか。「店員も他の客も、意外と誰も気付いていませんでしたね」と三宅さん。
いくらA子が「いいよ」と言ったからといって、酔って前後不覚の女性にわいせつ行為を行うのは、いかがなものか。
「最終的には、飲み会メンバーのひとりにお持ち帰りされていました。その後どうなったのかは知りませんし、僕もA子と再会する機会がなく、『あんな飲み会あったなぁ』くらいの感覚です」
◆業界では「よくある光景」?
A子はふだん、あまり仕事関係の飲み会には参加しないそうで、今回は完全プライベートで羽目を外せる機会だったのかもしれない。それにしても……と思わなくもないが、本人が何を考えていたのか、外野には知るよしもない。
「芸能界の端っこで仕事をしていたら、よく見る光景です。ノリのいい女優さんが下半身を触らせているとか、胸を揉まれているとか、たくさん目にしてきました。どこの世界にもある話だと思います。飲み屋街の高級ラウンジでもあるでしょ。金払いの良い客が来たらどんなセクハラにも耐えてって。それと同じ。A子との飲み会は、ただの友達飲みだったから、あの子と僕らがアホなだけだったけど(笑)」
三宅さんは「今話題になっている芸人さんの件も、有名な人だから騒ぎになっているだけですよ」と続ける。
「今回喋った話は、言える範囲のギリギリですもん。表に出せないだけで、ヤバイ遊びをしている人はいっぱいいる。さすがにこれ以上は僕も言わないですけどね」
闇が深い芸能界。掘れば掘るほど、まだまだ過激な話が出てきそうだ。
<取材・文/倉本菜生>
【倉本菜生】
福岡県出身。フリーライター。龍谷大学大学院修了。キャバ嬢・ホステスとして11年勤務。コスプレやポールダンスなど、サブカル・アングラ文化にも精通。X(旧Twitter):@0ElectricSheep0
◆業界人の飲み会にモデル兼タレントが登場
「今から5年くらい前の話ですね。その日は友人たちと都内の居酒屋で飲んでいました。仕切りのないオープンスペースのソファー席で、メンバーは僕を入れて6人くらい。全員が男です」
参加者は皆、タレントやモデルなどを相手に仕事している業界人。飲み会が進むにつれ、「誰か女の子を呼ぼう」という流れになったそうだ。タイミングを見計らったように、ひとりのスマホが鳴った。電話をかけてきたのは、当時TVや雑誌に引っ張りだこだったモデル兼タレントのA子だ。
「そいつとA子は昔からの友達で、彼女がTVで売れる前から仲が良かったそうです。男同士で飲んでいることを友人が伝えると、『私も行くから待ってて!』と返ってきました」
1時間後、ラフな格好をしたA子が店に現れた。よその店でかなり飲んできたのか、ずいぶん酔っぱらった状態だったという。
「僕はそのときが初対面。普段から芸能界で仕事をしているので、『だいぶ飲んできたんやろうなぁ』くらいしか思っていませんでした」
◆居酒屋の席でやりたい放題
これと言って記憶に残るような会話もなく、ただ楽しく一緒に飲んでいた。ところが、べろべろに酔ったA子がダウンしたことで、空気がおかしくなっていく。
「彼女が『もうむりー! 寝るー!』って感じで、ソファーでそのまま横になって。首回りの空いた緩い服を着ていたので、胸が見えそうになっていたんですよ。その様子を見て、その場にいた誰かが『これ、揉めるんじゃない?』と言い出しました」
メンバーのひとりがA子に水を渡しながら、「おっぱい揉んでいい?」と聞いた。A子は笑顔で「いいよー」と答えたそうだ。
「みんなで順番に服の上から揉んで、しまいには揉みながら酒を飲んでいるヤツもいましたね。もちろん僕も触りましたよ。そこにおっぱいがあるなら揉むでしょ。大きさや感触? 覚えていないなぁ……」
個室でもない居酒屋のオープン席でそんなことをして、誰も気に留めなかったのだろうか。「店員も他の客も、意外と誰も気付いていませんでしたね」と三宅さん。
いくらA子が「いいよ」と言ったからといって、酔って前後不覚の女性にわいせつ行為を行うのは、いかがなものか。
「最終的には、飲み会メンバーのひとりにお持ち帰りされていました。その後どうなったのかは知りませんし、僕もA子と再会する機会がなく、『あんな飲み会あったなぁ』くらいの感覚です」
◆業界では「よくある光景」?
A子はふだん、あまり仕事関係の飲み会には参加しないそうで、今回は完全プライベートで羽目を外せる機会だったのかもしれない。それにしても……と思わなくもないが、本人が何を考えていたのか、外野には知るよしもない。
「芸能界の端っこで仕事をしていたら、よく見る光景です。ノリのいい女優さんが下半身を触らせているとか、胸を揉まれているとか、たくさん目にしてきました。どこの世界にもある話だと思います。飲み屋街の高級ラウンジでもあるでしょ。金払いの良い客が来たらどんなセクハラにも耐えてって。それと同じ。A子との飲み会は、ただの友達飲みだったから、あの子と僕らがアホなだけだったけど(笑)」
三宅さんは「今話題になっている芸人さんの件も、有名な人だから騒ぎになっているだけですよ」と続ける。
「今回喋った話は、言える範囲のギリギリですもん。表に出せないだけで、ヤバイ遊びをしている人はいっぱいいる。さすがにこれ以上は僕も言わないですけどね」
闇が深い芸能界。掘れば掘るほど、まだまだ過激な話が出てきそうだ。
<取材・文/倉本菜生>
【倉本菜生】
福岡県出身。フリーライター。龍谷大学大学院修了。キャバ嬢・ホステスとして11年勤務。コスプレやポールダンスなど、サブカル・アングラ文化にも精通。X(旧Twitter):@0ElectricSheep0