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ブラマヨ小杉竜一も小学生時代に受けていた…芸能人が「いじめ体験」を告白する意義

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 9時26分

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ブラックマヨネーズの小杉竜一(C)日刊ゲンダイ

 ブラックマヨネーズの小杉竜一(50)が、「Yahoo!ニュースオリジナル」のインタビューで、小学校の時に受けたいじめの体験を告白して話題になっている。

 小杉は、両親の離婚を機に小学校3年の時に転校した学校で、無視や仲間はずれ、ひとりでいるとモノが飛んでくるなどのいじめを経験。いじめは「そこまでひどくはなかったのかも知れない」とは言うものの、無口で内気な性格だったため、言い返すこともできず、親や先生にも相談できなかったという。

 しかし、小学校4年で再び転校したことを機に、「いじめられていた“陰キャ”な自分を変えなきゃと“陽キャスイッチ”を入れた」という。好きだった深夜ラジオを真似たトークなどを披露すると「小杉、おもしろいな」となり、さらに空手を習って自信をつけたことでいじめを克服したという。

 小杉は、自身の3人の子供たちには、こうした経験からお笑い芸人を目指すようになったことを話しているとして、「乗り越えるのは、僕もそうでしたけど、結局自分です」「ただ、僕のやってきたことだけが正解じゃないし、それは子供たちに当てはまらないかもしれない。少しでも何か感じてくれたり、自分のピンチや過渡期に生かしてくれないかなと思って、自分の考えとか生きてきたことを話すようにしていますね」と言う。

 小杉の例はそこまで深刻なものではないのかもしれないが、民放のバラエティー番組プロデューサーは、「やはりつらい体験をしていると、反骨精神があるので、アイドルや芸人、俳優問わず、芸能界で成功している人でいじめ経験者は少なくありません」と語る。

中川翔子は不登校に

 酷いケースはたびたびあって、その筆頭はタレントの中川翔子(38)。いじめを告白した著書「死ぬんじゃねーぞ!!」(文藝春秋)には、中学時代に、絵を描く趣味を「キモい」と言われ、卒業文集から“ハブられて”不登校になり、卒業式にも出席しなかった過去を告白している。死にたい衝動に襲われ、駅のホームで「いま飛び込んだら死ねるかな」とまで考えたという。

 またグラビアアイドルの矢部美穂(46)も、北海道にいた中学時代に、クラス全員から「矢部菌」などといじめを受け、トイレの個室で弁当を食べたり、手首にカッターナイフを当てたりしたことを告白している。ジャングルポケットの斉藤慎二(41)も、小学校3年から中学までの間、背が低いという理由から、「チビ」「死ね」などの暴言を浴びせられ、彫刻刀で背中を刺されたり、誕生日会でもクラスでひとりだけつまはじきにされていたという。

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