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ラネクシー、「ActiveImage Protector 2022-RE IT Pro」を販売開始

週刊BCN+ 2022年3月16日 16時0分

 ラネクシーは、アクティファイのシステム/データ保護ソリューション「ActiveImage Protector 2022-RE IT Pro」を3月16日に発売した。販売代理店経由で販売し、出荷開始は3月25日を予定している。

 ActiveImage Protector 2022-RE IT Proは、現場でインストールやバックアップ作業を頻繁に行うITエンジニアのために開発されたイメージバックアップツール。サーバーにバックアップのプログラムやドライバをインストールせずに高速なバックアップを実現できる。

 ライセンスは年間サブスクリプションで、ITエンジニアごと(台数単位ではなくエンジニア単位)にライセンスが付与される。また、仮想/物理サーバーとデスクトップの数に制限はなく、利用期間内は何度でも、どのマシンでも使用できる。これにより、ITエンジニアは効率的で経済的なバックアップ/リカバリ作業が可能となる。

 今回の新バージョンでは、バックアップの保存先として、新たにLTOテープ装置をサポート対象に追加している。これによって、導入企業はシステム/データのバックアップ保存先の選択肢が増え、運用の効率化を実現できるとともに、ネットワークに接続されていないバックアップの保存先を用意することができるため、ネットワーク上の重要なサーバーを狙うランサムウェアなどのサイバー攻撃に対しても、より強固なデータ保護が可能となる。従来通り、期間内であれば台数無制限で利用可能なため、すでに稼働中のサーバーでも、環境に依存することなくLTOテープなどにバックアップできる。

 また、増分バックアップが可能となった。例えば移行作業の場合、今までは直前にフルバックアップを作成するために数時間業務を停止する時間を設ける必要があったが、新バージョンからは、事前にフルバックアップを作成しておき、移行直前の状態として増分バックアップ(フルバックアップ作成後からの変更点)を作成する時間を設けるのみとなった。これにより、大幅な作業時間の短縮や保存領域の削減につながり、運用負荷の軽減を実現する。

 さらに、Windows 11、Windows Server 2022にも対応し、最新のセキュリティ状況や運用環境をバックアップすることが可能となった。

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