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ガザで続くイスラエル空爆、37人死亡 国際社会の関心低下懸念

ロイター / 2024年10月1日 21時46分

10月1日、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザを空爆し、地元医療関係者によると少なくとも21人が死亡した。写真は同日、イスラエルの攻撃で破壊されたガザの住宅(2024年 ロイター/Ramadan Abed)

Nidal al-Mughrabi

[カイロ 1日 ロイター] - イスラエル軍は1日、パレスチナ自治区ガザを空爆し、地元の医療関係者によると少なくとも37人が死亡した。

パレスチナの保健当局によると、ヌセイラット難民キャンプが攻撃され女性や子どもを含む少なくとも13人が死亡。またガザ市トゥファ地区で離散家族が身を寄せている学校が攻撃され少なくとも7人が死亡した。

イスラエル軍は声明で、以前は学校で、今はイスラム組織ハマスの司令部がおかれている場所を空爆したと表明した。

医療関係者によると、南部ラファなど2カ所の攻撃で5人が死亡したほか、ハンユニスでは6人が死亡した。ハンユニスへの攻撃はその後も続いた。

ハマス、イスラム聖戦、その他の小規模な武装勢力はそれぞれ、ガザの複数の地域で活動するイスラエル軍を対戦車ロケットや迫撃砲などで攻撃したと発表した。

イスラエル軍のガザ攻撃のきっかけとなったハマスによるイスラエル急襲から来週で1年となる。イスラエル軍はレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラにも攻撃の矛先を向け、9月30日夜からレバノン南部の局所的な地上攻撃を開始した。パレスチナ市民の間では、イスラエル軍の重点がレバノンに移ったことで世界の関心がレバノンに向かい、ガザ紛争が国際社会の関心が低下した状態でさらに続くと心配する声が聞かれる。

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