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新興国債券、米利下げ観測後退とドル高が圧迫=アムンディ

ロイター / 2024年5月2日 12時26分

 5月1日、欧州の資産運用最大手アムンディは、ドル高と米利下げ観測の後退により、今年の新興国債券のリターンが押し下げられるとの見通しを示した。写真はアムンディのロゴ。フランスのパリで昨年2月撮影(2024 ロイター/Sarah Meyssonnier)

[ロンドン 1日 ロイター] - 欧州の資産運用最大手アムンディは1日、ドル高と米利下げ観測の後退により、今年の新興国債券のリターンが押し下げられるとの見通しを示した。

同社の新興市場債券部門の共同責任者セルゲイ・ストリゴ氏は、今年初めの時点では、新興国市場の現地通貨建てと外貨建ての国債のリターンが共に1桁台後半になると予想していたと述べた

しかし金利のリプライシング(再評価)が見られる中で実現は難しくなっており、現地通貨建て債券のリターンは5%程度になるとの見方を示した。

「外貨建ての方が自信がある」とブリーフィングで述べた。

新興国債券は現地通貨建てが年初から4%強のマイナス、外貨建ても若干のマイナスとなっている。

ストリゴ氏は注目すべき改革事例としてトルコを挙げ、シムセク財務相とカラハン中央銀行総裁が「非常に重要な正統性」を打ち出したと評価した。「われわれはトルコリラに対して実は非常に前向きだ」と語った。

トルコの地方債市場は、長年にわたる非伝統的な金融政策によって枯渇していた流動性が戻りつつあると指摘した。金利とインフレの道筋がより明確になれば、状況は正常化すると予想していると述べた。

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