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トルコGDP、第2四半期は前年比+2.5%に減速 金融引き締めで

ロイター / 2024年9月2日 19時19分

9月2日、トルコ統計庁が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比2.5%増と、予想以上に減速した。イスタンブールで7月撮影(2024年 ロイター/Dilara Senkaya)

Ezgi Erkoyun Can Sezer

[イスタンブール 2日 ロイター] - トルコ統計庁が2日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比2.5%増と、予想以上に減速した。1年にわたる金融引き締めが響いた。

前期比(季節・日数調整後)では0.1%増。

ロイターがまとめた市場予想は前年同期比3.2%増だった。

内訳では、建設部門が6.5%増、不動産部門と農林水産部門が3.7%増、情報通信部門が3.4%増、その他サービス部門が7.4%増。

シムシェキ財務相は、先行指標は第3・四半期も成長が安定していることを示しているとして、今年は「バランスの取れた成長構成」が見込まれると指摘。「成長は安定し始め、経常赤字は縮小し、リスクプレミアムは減少しているほか、為替フローは加速し、外貨準備高は改善し、われわれはディスインフレ・プロセスに入った」とⅩに投稿した。

第1・四半期のGDPは前年同期比5.7%増から5.3%増に下方修正された。第1・四半期は年間最低賃金の引き上げに加え、家計がインフレの進行を見越して前倒しで商品を購入したことが高成長につながった。

キャピタル・エコノミクスはノートで「差し引きで結果を見ると、景気は減速しているものの、われわれ(そしてその他多くの人々)が考えていたほどには弱まっていない」と指摘。「リバランスの道のりは依然としてでこぼこしている」とした。

昨年のGDPは4.5%増から5.1%増に上方修正された。

トルコ中央銀行は昨年6月以降、高インフレを抑制するため、主要政策金利を8.5%から50%に引き上げている。5月のインフレ率は75%。7月は62%を下回った。

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