東京マーケット・サマリー

■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値

＜外為市場＞

ドル／円 ユーロ／ドル ユーロ／円

午後５時現在 144.07／144.08 1.1066／1.1067 159.43／159.45

ＮＹ午後５時 143.56／143.58 1.1068／1.1069 158.88／158.90

午後５時のドル／円は、前日ニューヨーク午後５時と比べてドル高／円安の１４４円前半で推移している。中東情勢の悪化を受けて日経平均は大幅に下落したが、休場明けの香港株が大幅高となったことで、外為市場ではリスクオンムードの下で円が弱含んだ。

＜株式市場＞

終値 前日比 寄り付き　　　 安値／高値　　

日経平均 37808.76 -843.21 38136.20 37,651.07─38,213.54

ＴＯＰＩＸ 2651.96 -38.82 2660.09 2,641.41─2,678.54

プライム市場指数 1364.68 -19.97 1369.44 1,359.25─1,378.17

スタンダード市場指数 1242.28 -13.30 1248.42 1,241.65─1,253.64

グロース市場指数 823.52 -24.35 839.78 822.75─840.64

グロース250指数 644.58 -21.21 659.03 643.99─659.81

東証出来高(万株) 205194 東証売買代金(億円) 43895.38

東京株式市場で日経平均は、前営業日比８４３円２１銭安の３万７８０８円７６銭と、反落して取引を終えた。中東情勢の緊迫化や米東海岸での港湾ストの経済影響に対する懸念が相場の重しとなった。後場に入ってからは為替が円高に振れたことで売りが強まり、日経平均は一時１０００円安となった。

プライム市場の騰落数は、値上がり２４８銘柄（１５％）に対し、値下がりが１３７０銘柄（８３％）、変わらずが２６銘柄（１％）だった。

＜短期金融市場＞　

無担保コール翌日物金利(速報ベース) 0.227

ユーロ円金先（24年12月限） ───

3カ月物ＴＢ ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで０．２２７％になった。前営業日（０．２２７％）から横ばい。「地銀を中心とした資金調達ニーズは引き続き高い」（国内金融機関）との声が聞かれた。

＜円債市場＞　

国債先物・24年12月限 145.05 (+0.35)

安値─高値 144.81─145.09

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.815％ (-0.035)

安値─高値 0.835─0.815％

国債先物中心限月１２月限は前営業日比３５銭高の１４５円０５銭と続伸して取引を終えた。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比３．５ｂｐ低下の０．８１５％。新中東情勢の緊迫化を背景としたリスク回避の動きから、国債先物は買われた。