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ハリス氏、USスチールは「米で所有・運営を」 日鉄買収に反対示唆

ロイター / 2024年9月3日 9時33分

 9月2日、米大統領選の民主党候補ハリス副大統領は2日にバイデン大統領と開催する選挙集会で、日本製鉄によるUSスチール買収に反対する意向を示す見通しだ。ミシガン州デトロイトで2日撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Steve Holland Jeff Mason

[ピッツバーグ 2日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補ハリス副大統領は祝日レーバーデーの2日、ペンシルベニア州ピッツバーグでの集会で演説し、鉄鋼大手USスチールは国内で所有、運営される米企業であり続けるべきだと述べ、日本製鉄による買収に反対する立場を示唆した。

ハリス氏がバイデン大統領の再選出馬断念を受けて7月に立候補して以来初めて、2人そろって遊説を実施。ハリス氏は600人以上の聴衆に「USスチールは歴史ある米企業だ。強い米鉄鋼企業を維持することが米国にとって極めて重要」と述べ、米鉄鋼労働者に寄り添う立場を強調した。

「USスチールは国内で所有、運営され続けるべき」と訴えた。

バイデン氏も3月にUSスチールは国内で所有される米企業であり続けるべきだと表明しており、ハリス氏の立場はバイデン氏と一致する。

ペンシルベニアは激戦州の一つで労組票の上積みが選挙結果を左右しかねない。全米鉄鋼労働組合(USW)はUSスチール買収に反対している。

ハリス氏はこの日、同じく激戦のミシガン州デトロイトでも集会を開いた。共和党候補のトランプ前大統領は遊説を行わなかった。

トランプ氏は大統領に返り咲いた場合、日本製鉄によるUSスチール買収を阻止すると表明している。

USスチールは1日、日本製鉄との合意にコミットしていると表明。「従業員や従業員が暮らすコミュニティーにとって最善の合意」とした。

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