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豪経常赤字、第2四半期は6年ぶり高水準 商品安や所得収支悪化で

ロイター / 2024年9月3日 12時26分

 9月3日、オーストラリア統計局が発表した第2・四半期の経常収支は、過去6年間で最大の赤字となった。写真はシドニーで5月撮影(2024 ロイター/Jaimi Joy)

[シドニー 3日 ロイター] - オーストラリア統計局が3日発表した第2・四半期の経常収支は、6年ぶりの大幅な赤字となった。コモディティー(商品)価格の下落が貿易収支を圧迫したほか、海外への配当金や債務利子の支払いが膨らみ、所得収支が悪化した。

経常赤字は107億豪ドル(72億6000万米ドル)。市場予想の59億豪ドルよりもかなり大幅な赤字となった。前期の赤字額も63億豪ドルと拡大方向に修正された。

統計局によると、純輸出は第2・四半期の国内総生産(GDP)成長率に0.2%ポイント寄与する見通し。アナリスト予想の0.6%ポイントを大きく下回っており、GDPがマイナス成長となるリスクが浮上した。

ただ、統計局が同日発表した第2・四半期の歳出は前期比1.4%増となり、推計でGDP成長率を0.4%ポイント押し上げた。

同期のGDP統計は4日に発表される。市場予想は前期比0.3%増と低い伸びが見込まれている。高金利と物価高が消費や住宅建設業界の重荷になったとみられている。

前年比成長率は1.0%と、前期の1.1%から減速し、コロナ禍以来の低成長になると予想されている。

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