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北海ブレント原油下落、需要懸念で リビア供給障害の影響相殺

ロイター / 2024年9月3日 11時58分

 9月3日、北海ブレント先物価格がアジア取引で下落している。写真はリビアのミスラタにあるガソリンスタンドで8月撮影(2024 ロイター/Ayman Sahely)

Colleen Howe

[北京 3日 ロイター] - 北海ブレント先物価格が3日のアジア取引で下落している。リビアでの石油生産の一部停止による影響が懸念されるものの、中国の景気低迷を背景にした需要減退リスクが意識されている。

0156GMT(日本時間午前10時56分)時点で、北海ブレント先物は0.37ドル(0.48%)安の1バレル=77.15ドル。

米WTI原油先物はレーバーデーの祝日のため、2日の清算値はないが、前週末8月30日清算値の73.55ドルから0.28ドル上昇している。

INGのウォーレン・パターソン氏は「中国の需要懸念が漂う中、原油価格は引き続き圧迫されている」と述べ、週末に発表された製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことに言及。

「こうした需要を巡る懸念が、リビアの供給障害による影響を相殺している」と語った。

国連リビア支援ミッション(UNSMIL)は、政治的対立で石油生産が一部停止しているリビアの危機を解決するため、同国の首都トリポリで2日に協議を行ったと発表した。

リビア国営石油会社(NOC)は2日、同日付で同国のエルフィール油田(生産能力日量7万バレル)の操業について不可抗力条項を宣言した。

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