独首相「EUは自らの利益守る力ある」、対米通商交渉で
ロイター / 2025年2月4日 8時4分
2月3日、ショルツ独首相(写真)は欧州連合(EU)首脳との会談後、欧州は米国との通商交渉で自身の利益を追求するのに十分なほど強いと主張した。ブリュッセルで撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
[ブリュッセル 3日 ロイター] - ショルツ独首相は3日、欧州連合(EU)首脳との会談後、欧州は米国との通商交渉で自身の利益を追求するのに十分なほど強いと主張した。
「EUは強い。自らの利益を確保するためのあらゆる機会がある」と強調した。「これは米国へのメッセージでもある」と語った。
その上で、トランプ米大統領から関税発動見送りを勝ち取ったメキシコのシェインバウム大統領を賞賛。「冷静に対処した。賢い政治家だ」などとコメントした。
トランプ大統領は1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税、中国からの輸入品に10%の追加関税を4日から課す大統領令に署名したが、3日には、メキシコに対する関税の発動を1カ月見送り、両国間の「合意」に向け交渉を続けると発表した。
ショルツ氏はまた、断片化や大規模な共通防衛計画の不在など、EUの防衛政策の問題点を認め、「それは変えなければならないし、そのために調達方法を変えなければならない」と指摘した。
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