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GMとステランティス、米新燃費基準で多額の罰金発生=業界団体

ロイター / 2023年10月3日 13時51分

米バイデン政権が打ち出した自動車の新たな燃費基準が導入されると、米自動車大手ゼネラル・モータース(GM)は65億ドル、欧米自動車大手ステランティスは30億ドルの罰金に直面する―。写真はスランティスのロゴ。パリで2月撮影。(2023年 ロイター/Gonzalo Fuentes/File Photo)

David Shepardson

[ワシントン 2日 ロイター] - 米バイデン政権が打ち出した自動車の新たな燃費基準が導入されると、米自動車大手ゼネラル・モータース(GM)は65億ドル、欧米自動車大手ステランティスは30億ドルの罰金に直面する―。GMなど米自動車大手3社で構成する自動車政策評議会(AAPC)が米エネルギー省(DOE)にこうした見通しを示す書簡を送っていたことが分かった。9月29日付の書簡をロイターが入手した。

AAPCは、新たな燃費基準である「企業別平均燃費基準(CAFE)」の要件を満たさなかった場合に科される罰金は「憂慮すべき」規模だと指摘。米フォード・モーターは約10億ドル、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は外国メーカーとしては最大の10億ドル超の罰金を科されると予想した。

AAPCはCAFEに盛り込まれた、車両における電気使用量をガソリンに換算するPEFと呼ばれる係数が、米自動車メーカーの法令順守コストを不当に押し上げると指摘し、PEFの見直しを求めた。

自動車業界全体でCAFE関連の罰金は140億ドルに達する可能性があるという。

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