EXCLUSIVE-物言う株主ペルツ氏のディズニー取締役人事案、否決の公算＝関係筋

　米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーに対しネルソン・ペルツ氏のヘッジファンド、トライアン・ファンド・マネジメントが提案した取締役人事案が否決される見通しだ。関係者が２日、明らかにした。写真は２０２２年１月撮影（２０２４年　ロイター／Dado Ruvic/Illustration）

Svea Herbst-Bayliss　Greg Roumeliotis

［２日　ロイター］ - 米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーに対しネルソン・ペルツ氏のヘッジファンド、トライアン・ファンド・マネジメントが提案した取締役人事案が否決される見通しだ。関係者が２日、明らかにした。

ディズニーは３日に株主総会を開催し、人事案の投票結果を発表する。これまでのところ、ディズニー側の取締役留任案が承認される情勢という。

トライアンは、ブラックウェルズ・キャピタルと共にアクティビスト（物言う株主）として経営陣の刷新が必要と主張。ペルツ氏と、ディズニーの最高財務責任者（ＣＦＯ）だったジェイ・ラスロ氏を候補に取締役２人の交代を提案している。