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中国人民銀、リバースレポ金利据え置き 米緊急利下げに追随せず

ロイター / 2020年3月4日 12時53分

 3月4日、中国人民銀行(中央銀行)は、公開市場操作(オペ)を見送ったと発表、リバースレポ金利を据え置いた。写真は同行。北京で2014年11月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[上海 4日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は4日、公開市場操作(オペ)を見送ったと発表、リバースレポ金利を据え置いた。米連邦準備理事会(FRB)による緊急利下げに追随しなかった。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大で中国景気が打撃を受けるなか、市場では、中国当局が今後も、企業の資金調達コスト引き下げや景気の下支えに向けた措置を講じるとの見方が大勢となっている。

FRBは3日、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を50ベーシスポイント(bp)引き下げ、1.00─1.25%にすると発表。ただ、米金融市場の動揺を沈静化するには至らなかった。

中国のアナリストやトレーダーは、人民銀が短気金利を据え置いたのはほぼ予想通りだったと指摘。

方正証券(北京)の首席エコノミストは、「消費者物価が大きな圧迫要因になっている。2月の消費者物価指数(CPI)は高水準で推移した可能性が高い」と述べ、人民銀が短期的にFRBの利下げに追随する可能性は低いと分析した。

その代わり、主要分野を支えるために的を絞った預金準備率引き下げを近く行うと予想した。

人民銀は2月にリバースレポ金利を10bp引き下げた。

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