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米コロナ死者、月末までに毎日3000人増 政府試算=報道

ロイター / 2020年5月5日 5時59分

ニューヨーク・タイムズ紙は、米政府の内部資料で国内の新型コロナウイルス感染による1日の死者数が5月末までに3000人と、現時点の2000人から加速するとの試算が示されていると伝えた。ニューヨーク市で3日撮影(2020年 ロイター/EDUARDO MUNOZ)

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米政府の内部資料で、国内の新型コロナウイルス感染による1日の死者数が5月末までに3000人と、現時点の2000人から加速するとの試算が示されていることが4日、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙の報道で分かった。

この内部資料は米疾病対策センター(CDC)のモデルに準拠して米連邦緊急事態管理局(FEMA)が取りまとめたもので、感染者数は5月末までに毎日約20万人増加すると予想。現在の約2万5000人から大幅に加速する。

この報道についてホワイトハウスのディア報道官は「これはホワイトハウスが準備した資料でもなく、新型ウイルスタスクフォースに提出された資料でもない。省庁間の調査を受けたものでもない」とし、「トランプ大統領は国民の健康を最優先事項に据えている。一部の州の感染拡大抑制策緩和を緊密に注視する中、この最優先事項には変わりはない」と述べた。

ロイターの集計によると、米国の新型ウイルス感染者数は110万人を超え、感染による死者数は6万8000人に近づいている。

トランプ大統領は感染による死者数の予想を二転三転させており、先週初めには6万─7万人としていたが、1日には10万人を超えるとの見通しを表明。3日夜にはさらに増える恐れがあると警告した。

米ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)のモデルが示す新型ウイルス感染の第1波による国内の死者数は、先週時点で7万2400人だった。

米国ではニューヨーク州が感染件数の約3分の1を占めているが、同州のクオモ知事はこの日、新型ウイルス流行で休止状態にある同州の経済活動の段階的な再開を巡る概要を発表。まずは州内でウイルスの影響が最も限定的な地域で建設業などの一部業種の活動再開を認める。

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