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ファーウェイ新型スマホ、中国製の先端半導体搭載=調査会社

ロイター / 2023年9月5日 7時42分

 9月4日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の新型スマートフォンに中国半導体大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)の回路線幅7ナノメートルを使った先端プロセッサーが搭載されていることが、調査会社「テックインサイツ」のリポートで明らかになった。深センのファーウェイ店舗で8月30日撮影(2023年 ロイター/David Kirton)

[4日 ロイター] - 中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の新型スマートフォンに中国半導体大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)の回路線幅7ナノメートルを使った先端プロセッサーが搭載されていることが、調査会社「テックインサイツ」のリポートで明らかになった。

ファーウェイは先週、新型スマホ「Mate(メイト)60プロ」を発売。仕様書には衛星通話ができると記されているが、チップセットに関する情報はなかった。

同スマホを分解調査したリポートによると、搭載されているのはSMIC製新型「キリン9000s」。ロイターは4日にリポートを確認した。

これによると、SMICが開発した最先端7ナノメートルの技術を使ったプロセッサーはこれが初めてで、中国政府による国内の半導体エコシステム構築の取り組みが進展していることを示唆している。

中国の交流サイト(SNS)上ではメイト60プロを分解する動画や通信速度のテストが共有され、ダウンロード速度が第5世代(5G)通信規格のスマホ最上位機種を上回っている可能性が示されている。

米政府は2019年からファーウェイに輸出規制を課し、半導体の調達を制限してきた。テックインサイツのアナリスト、ダン・ハッチソン氏は今回の動きで、米国は面目をつぶされたと指摘した。

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