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午前の日経平均は続落、1280円超安 米半導体株安や景気懸念で

ロイター / 2024年9月4日 12時26分

午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比1280円72銭(3.31%)安の3万7405円59銭と、大幅に続落した。写真は都内で2022年6月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

[東京 4日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比1280円72銭(3.31%)安の3万7405円59銭と、大幅に続落した。連休明けの米国市場で半導体関連株が軒並み大幅安となり、日経平均を押し下げた。米景気後退懸念も改めて意識され、東証プライム市場全体の8割超が値下がりした。

日経平均は646円安の3万8039円91銭で寄り付いた後も下げ幅を拡大し、1563安の3万7122円33銭まで下落した。寄り付きからドル/円が円高方向に振れたことも重しとなった。売り一巡は3万7400円付近でのもみ合いが続いた。

大和証券の林健太郎シニアストラテジストは「6日公表の米雇用統計前で疑心暗鬼になっているようだ」との見方を示す。米景気後退懸念を受けた米金利の動向次第ではドル安/円高がさらに加速するとの警戒感もあり「米国株よりも日本株のほうが神経質に反応してしまう」という。

主力株では、東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリングなどの指数寄与度の高い銘柄が大幅安。ルネサスエレクトロニクス、ソシオネクストは8%超安となった。

半面、ニトリホールディングス、バンダイナムコホールディングスは2─3%超高としっかりだった。

東証株価指数(TOPIX)は2.77%安の2657.58ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆4506億5600万円だった。

東証33業種では全業種が値下がり。鉱業、石油・石炭製品、証券、非鉄金属、電気機器、機械、銀行などが値下り率上位だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが175銘柄(10%)、値下がりは1444銘柄(87%)、変わらずは26銘柄(1%)だった。

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