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ボーイングの投資判断下げ、純債務に対処必要=Wファーゴ

ロイター / 2024年9月4日 12時47分

米金融大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)は航空機大手ボーイングについて、年間フリーキャッシュフロー目標100億ドルの達成は2年ほど遅れて2027─28年になる可能性があるほか、新しい航空機を開発する前に300億ドルを調達する必要が出てくるとして、投資判断を「アンダーウエート」に、目標株価を119ドルにそれぞれ引き下げた。写真はサンパウロで2023年10月撮影(2024年 ロイター)

[3日 ロイター] - 米金融大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)は航空機大手ボーイングについて、年間フリーキャッシュフロー目標100億ドルの達成は2年ほど遅れて2027─28年になる可能性があるほか、新しい航空機を開発する前に300億ドルを調達する必要が出てくるとして、投資判断を「アンダーウエート」に、目標株価を119ドルにそれぞれ引き下げた。

首席アナリストのマシュー・エイカーズ氏は「ボーイングは約450億ドルの純債務を抱えており、次の航空機開発サイクルに入る前に対処しなければならない」と指摘。「早急にバランスシートを強化する必要がある」とした。

同氏によると、ボーイングは新型機を「あと数年」遅らせ、債務を返済するだけであれば、一株当たりのフリーキャッシュフローはこの10年で約20ドルまで拡大する可能性があるものの、そうすれば長期的にライバルのエアバスに市場シェアを奪われる恐れがある。

これに対してボーイングはブライアン・ウエスト最高財務責任者(CFO)による7月決算説明会での説明に言及。同社はバランスシートを慎重に管理し、必要に応じて流動性を補完するとした。

同社は22年、25年か26年までに100億ドルの年間キャッシュフロー目標を達成すると表明した。

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