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ローマ教皇「過激主義に対抗を」、インドネシアで歴訪中初の演説

ロイター / 2024年9月4日 14時12分

 9月4日、ローマ教皇フランシスコはイスラム教徒が多く住むインドネシアで東南アジア・太平洋4カ国歴訪中最初の演説を行い、人々の宗教的信念をゆがめる宗教的過激主義を警戒するよう求めた。代表撮影(2024年 ロイター)

Joshua McElwee Stefanno Sulaiman

[ジャカルタ 4日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコは4日、イスラム教徒が多く住むインドネシアで東南アジア・太平洋4カ国歴訪中最初の演説を行い、人々の宗教的信念をゆがめる宗教的過激主義を警戒するよう求めた。

過激主義を抑える手助けになることを望むとして、カトリック教会が宗教間対話への取り組みを強化すると表明。「このようにして偏見をなくし、相互尊重・信頼の風潮を育むことができる」と述べた。

ジャカルタの大統領宮殿(ムルデカ宮殿)で約300人の政治家や宗教指導者を前に「これは欺瞞(ぎまん)と暴力を用いて自らの考えを押し付けようとする過激主義と不寛容に対抗することなど、共通の課題に立ち向かうために不可欠だ」と語った。

インドネシアの人口は約2億8000万人で、イスラム教徒が推計で約87%を占める。宗教の自由は憲法で保障されている。

同国では近年、過激派による暴力事件が数件発生。2021年と22年には過激派組織「イスラム国」(IS)の影響を受けたグループ「ジャマア・アンシャルット・ダウラ(JAD)」の関係者による自爆攻撃があった。

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