1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

データセンター増加で炭素排出急増、脱炭素投資も加速へ=リポート

ロイター / 2024年9月4日 15時59分

 9月4日 米金融大手モルガン・スタンレーが2日に公表した調査リポートによると、データセンターの急増に伴って2030年までに二酸化炭素換算で約25億トンの排出が世界で発生するとみられる。写真はグーグルのロゴで、2021年11月にニューヨーク市マンハッタンで撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレーが2日に公表した調査リポートによると、データセンターの急増に伴って2030年までに二酸化炭素換算で約25億トンの排出が世界で発生するとみられる。その一方で、脱炭素化への投資も加速するという。

グーグル、マイクロソフト、メタ、アマゾン・ドット・コムなどの大規模クラウド事業者は、人工知能(AI)やクラウドコンピューティング技術の拡大で電力を大量消費するデータセンターを増設している。

その一方、これらの企業は30年までに自社のデータセンターによる地球温暖化ガス排出量を大幅に削減すると約束している。

リポートは「これにより、脱炭素化ソリューションの大規模な市場が形成される」と指摘。世界のデータセンター業界による温室効果ガス排出量は、米国全体の年間排出量の約40%に匹敵すると算出した。

大規模データセンターの建設によりクリーン電力開発のほか、エネルギー効率の高い機器やグリーン建材への投資が伸びるだろうと指摘。

さらに、炭素回収・利用・隔離(CCUS)技術や二酸化炭素除去(CDR)プロセスも伸びる見込みだとした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください