米、中国の脅威に対抗 同盟ネットワーク構築=駐台代表
ロイター / 2024年9月4日 20時41分
台湾にある米代表機関、米国在台協会(AIT)のレイモンド・グリーン台北事務所長(写真)は4日、インド太平洋地域で中国の脅威に対抗するため、米国が同盟のネットワークを構築していると述べた。4日撮影。(2024年 ロイター/Yimou Lee)
Yimou Lee Fabian Hamacher
[台北 4日 ロイター] - 台湾にある米代表機関、米国在台協会(AIT)のレイモンド・グリーン台北事務所長(大使に相当)は4日、インド太平洋地域で中国の脅威に対抗するため、米国が同盟のネットワークを構築していると述べた。
台湾は中国が現状変更を目指している唯一の標的ではないとの認識も示した。台北で記者団に中国語で述べた。
同氏は「米国は抑止力を強化するため、インド太平洋で同盟の格子細工を構築している」と発言。
「現状変更のために脅しと威圧を使う」中国の取り組みは台湾のみを標的にしたものではないため、ますます多くの国がルールに基づく国際システムの維持に向けて協力していると述べた。
こうした協力や台湾の防衛投資と「素晴らしい」軍事改革は戦争の準備ではなく、戦争の防止が目的だと主張。
「台湾海峡とインド太平洋地域の戦略的バランスを維持することで、双方の間の紛争の解決に向けた平和的な対話が促進される」と語った。
また、米国は台湾と共同で武器を生産する可能性を排除しないとも発言。台湾の防衛ニーズが米国の武器提供の最優先事項であると述べた。
グリーン氏は7月に着任した。前職は駐日首席公使。
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