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米大統領副補佐官がウクライナ訪問、戦況や支援協議

ロイター / 2024年9月5日 10時41分

米国のファイナー大統領副補佐官(国家安全保障担当)は4日、ウクライナを訪問し、首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領やその他の政府高官らと会談した。写真は2022年7月、コロンビアのボゴタで撮影(2024年 ロイター/Nathalia Angarita)

Steve Holland

[ワシントン 4日 ロイター] - 米国のファイナー大統領副補佐官(国家安全保障担当)は4日、ウクライナを訪問し、首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領やその他の政府高官らと会談した。ロシアによる侵攻を巡りバイデン大統領の残る任期の最優先課題について話し合った。

ファイナー氏はウクライナ軍当局者とも会談し、戦況と今後の戦略について協議した。

訪問中にウクライナ軍のロシア西部クルスク州への越境攻撃について現状の説明も受けたという。

バイデン氏の任期は来年1月20日まで。ファイナー氏はバイデン氏とサリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の要請で残る任期のウクライナ支援について話し合うため同国を訪問した。

ある米政府関係者によると、主要7カ国(G7)が大筋合意したウクライナに対する500億ドルの融資も議題に上った。融資は制裁で凍結されている約3000億ドルのロシア資産が生む利子を活用して実施される。

米国家安全保障会議(NSC)のサベット報道官は、ウクライナに対する軍事・経済・エネルギー支援について話し合ったと説明した。

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