NY外為市場=ドル下落、雇用統計控え神経質
ロイター / 2024年9月6日 6時3分
[ニューヨーク 5日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが不安定な取引の中、主要通貨に対して値を下げた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げを左右する可能性がある雇用統計の発表を6日に控え、投資家は神経質となった。
米経済の成長鈍化の兆しにより、FRBが利下げを急ぐ可能性が高まったとして、ドルはこのところ下げ基調にある。 CMEのフェドウオッチによると、9月17─18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の利下げが実施される確率は59%、50bpの利下げが実施される確率は41%となっている。年内には100bpの引き下げが織り込まれている。 ユーロ/ドルは0.2%高の1.1106ドルと、1週間ぶりの高値を付けた。ドル指数は0.2%安の101.08だった。 ドル/円は0.3%下落の143.35円と、1カ月ぶりの安値となった。安全逃避の需要と日銀の利上げに対する期待が、ここ数日の円上昇につながっている。
ポンドは0.2%高の1.31715ドル。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)も19日にの金融政策委員会(MPC)を開催する。現在デリバティブ市場では、9月の利下げの可能性はほとんどないとみられているが、11月の25bp利下げは完全に織り込まれている。 豪ドルは序盤の下げから戻し、前日比0.1%上昇した。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2.6%安の5万6510ドル、イーサは約2.8%安の2387ドルだった。
ドル/円 NY終値 143.44/143.47
始値 143.49
高値 144.22
安値 142.86
ユーロ/ドル NY終値 1.1110/1.1111
始値 1.1098
高値 1.1119
安値 1.1077
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