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NZ失業率、第4四半期は4年ぶり高水準 追加利下げ観測高まる

ロイター / 2025年2月5日 9時4分

Lucy Craymer

[ウェリントン 5日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が5日発表した2024年第4・四半期の失業率は5.1%に上昇し、4年ぶり高水準となった。労働コストの伸びも鈍化した。

これを受けて、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が今月下旬にさらに金利を50ベーシスポイント(bp)引き下げるとの観測が高まった。

第4・四半期の雇用は0.1%減少し、09年以降で最大の落ち込みとなった。

賃金上昇率は変わらずだった。残業代を除いた民間部門の労働コスト指数(LCI)は前四半期比0.6%上昇し、予想通りだった。

雇用データがほぼ予想通りだったため、市場ではさほど材料視されなかった。NZドルは0.5648米ドル近辺で取引されている。

ASBのエコノミストは、労働市場の見通しは軟化しており、金融緩和を前倒しする必要があるとの見方を示した。

中銀は8月以降政策金利を125bp引き下げており、11月にはインフレ圧力の緩和と景気減速を理由に、2月にさらに50bpの利下げを行う可能性があると示唆した。

ウエストパック銀行の上級エコノミスト、マイケル・ゴードン氏は、雇用データの一部は中銀が想定していたよりもやや強かったが、中銀の考えを変える可能性は低いと指摘し、「決定的な証拠がない限り、今月下旬の政策見直しの基本シナリオは50bpの利下げになると中銀は既に表明している」と述べた。

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