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中国の投資信託、自社の株式商品購入相次ぐ 市場に安定化の兆し

ロイター / 2023年11月6日 13時17分

中国の投資信託が相次いで自社の株式商品を購入している。激しい資金流出や景気低迷に見舞われている株式市場に安定化の兆しが出てきた。香港の株価ボード、昨年10月撮影。(2023年 ロイター/Lam Yik/File Photo)

[上海 3日 ロイター] - 中国の投資信託が相次いで自社の株式商品を購入している。激しい資金流出や景気低迷に見舞われている株式市場に安定化の兆しが出てきた。

華夏基金、南方基金、富国基金、広発基金など中国の資産運用大手は今週、各社がそれぞれ2億元(2730万ドル)を投じて自社の株式ファンドを購入すると発表した。

華夏基金のLi Yimei最高経営責任者(CEO)は「われわれは中国経済が長期的には改善に向かうと確信している」と表明。中国の株式市場は底を打っており、逆張りの投資家にとって買いを入れる絶好の機会だとの考えを示した。

中国の株式市場は指標となるCSI300指数が先月、2019年以来の安値に沈んだが、こうした動きを受けて国営投資会社の中央匯金投資が株買いを発表するなど、相場下落に歯止めをかける取り組みが表面化した。

中国紙・中国基金報は2日、8月下旬以降に35の基金が打ち出した買いが総額26億元相当に上っていると報じた。今年これまでに140余りの基金が自社の商品を購入し、株式ファンドへの投資は総額で約40億元に達しているという。

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