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インフレとの戦い終了には一段の需要抑制必要=リッチモンド連銀総裁

ロイター / 2024年5月7日 5時59分

米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁(写真)は6日、インフレとの戦いに終止符を打つには需要への打撃が必要になる可能性が高いとの見方を示した。2月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[コロンビア(米サウスカロライナ州) 6日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は6日、インフレとの戦いに終止符を打つには需要への打撃が必要になる可能性が高いとの見方を示した。

サウスカロライナ州のコロンビア・ロータリーグラブでの講演後、記者団に対し「昨年は供給面で大きな恩恵を受けた」と指摘。経済が急成長し雇用が増加すると同時にインフレ率が急低下した要因として、移民の増加と生産性の急上昇を挙げた。

一方、インフレ鈍化の進展はFRBの目標を上回る水準で停滞する可能性があり、インフレ率が目標に完全に回帰するためには「需要をもう少し抑制する必要がある」とした。

講演では「現行の制約的な金利水準が需要の抑制を促し、インフレ率をわれわれの目標に回帰させることができると楽観している」と指摘。今年のこれまでのインフレデータは「期待外れ」だったが、経済が過熱するとは考えていないとした。

また、米経済がFRBのインフレ目標に向けて着実に進展しているように見える中、当局者にとっては最近のインフレデータについて「過去3カ月分」を考慮すべきなのか「過去7カ月分」を考慮すべきなのかが課題と言及。データの急変動はインフレ率の着実な低下の再開が確認されるまで待つ必要があることを示唆しているとした。

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