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中国アントIPO、米ゴールドマンがリードマネジャーに=関係筋

ロイター / 2020年9月7日 10時18分

中国電子商取引大手アリババ・グループ傘下の金融会社アント・グループが計画する最大300億ドル規模の新規株式公開(IPO)で、米ゴールドマン・サックスが香港市場上場についての共同リードマネジャーを務める。写真はニューヨーク証券取引所に表示されたゴールドマン・サックスのロゴ。2018年12月撮影。(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[香港 5日 ロイター] - 中国電子商取引大手アリババ・グループ <9988.HK>傘下の金融会社アント・グループが計画する最大300億ドル規模の新規株式公開(IPO)で、米ゴールドマン・サックス が香港市場上場についての共同リードマネジャーを務める。複数の関係筋の話で分かった。

アントは香港取引所と上海証券取引所の中国版ナスダック「科創板」に同時に上場する計画。関係筋によると、IPOは早ければ10月にも実施され、世界最大規模になる可能性がある。[nL4N2FZ2A4][nL4N2FS0OQ][nL4N2FR321]

ゴールドマン、アントともコメントを控えた。

ゴールドマンはアリババが129億ドルを調達した香港市場重複上場の際に共同リードマネジャーを務めている。

アントの香港市場IPOは、中国国際金融(CICC)<3908.HK>、シティグループ 、JPモルガン・チェース 、モルガン・スタンレー がスポンサー、クレディ・スイス が共同グローバルコーディネーターを務めている。

アントの調達額が予想上限の300億ドルとなれば、昨年12月に上場したサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ<2222.SE>の調達額である294億ドルを上回り、過去最高となる。

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