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富士通・ファナック・NTTコムがクラウド新会社、製造業のデジタル化支援

ロイター / 2020年10月7日 11時59分

[東京 7日 ロイター] - 富士通<6702.T>とファナック<6954.T>、NTTコミュニケーションズは7日、クラウドサービスを提供する新会社を11月に設立すると発表した。利用企業がサービスや物販ができるような仕組みをクラウド上で提供し、工作機械業界をはじめ製造業のデジタル化を支援する。

テナントの基本使用料やストアでの販売手数料を収入源とし、3年以内に300社の利用を、売上高で年20―25億円を、それぞれ目指す。来年4月に国内でサービス開始し、同年度中に欧米アジアで順次、展開する予定。会見した富士通の藤原克己理事は「中堅、中小の顧客にも貢献できるような価格帯にしたい」と述べた。

資本金は2億5000万円で、富士通が40%、ファナックとNTTコムがそれぞれ30%ずつ出資する。当初の陣容は富士通3人、ファナックとNTTコムがそれぞれ2人の計7人。3社は製造業のDXに向けたサービスプラットフォームの構想を昨年9月に発表していた。

(平田紀之 編集:田中志保)

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