米国務長官、上川外相とガザ支援巡り協議 「ハマス非難に謝意」

主要７カ国（Ｇ７）外相会合出席のため来日中のブリンケン米国務長官が７日、上川陽子外相とパレスチナ自治区ガザに向けた人道支援拡大の必要性を巡り議論した。東京で撮影（２０２３年　ロイター/Jonathan Ernst）

(本文２段落目の「外務省」を「国務省」に訂正します)

[東京 ７日 ロイター] - 主要７カ国（Ｇ７）外相会合出席のため来日中のブリンケン米国務長官が７日、上川陽子外相とパレスチナ自治区ガザに向けた人道支援拡大の必要性を巡り議論した。

米国務省は声明で「上川外相は、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を非難し、命を落とした米国民に哀悼の意を表した。ブリンケン長官はこれに謝意を表明した」とした。

ただ政府筋やアナリストは、日本はガザ問題に対し慎重な姿勢で臨んでおり、米の親イスラエル的姿勢への同調圧力に抵抗していると指摘している。