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原油先物4%下落、7月下旬以来の安値 逼迫懸念が緩和

ロイター / 2023年11月8日 6時10分

米国時間の原油先物は4%を超えて下落し、7月下旬以来の安値を付けた。2018年8月撮影(2023年 ロイター/Nick Oxford/File Photo)

Shariq Khan

[ベンガルール 7日 ロイター] - 米国時間の原油先物は4%を超えて下落し、7月下旬以来の安値を付けた。石油輸出国機構(OPEC)の輸出増加などを背景に市場の逼迫懸念が緩和していることが背景。ドル高が進んでいることも影響した。

清算値は、北海ブレント先物が3.57ドル(4.2%)安の1バレル=81.61ドル。清算値が84ドルを下回るのは、10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエルに対する奇襲攻撃以来初めて。

米WTI先物は3.45ドル(4.3%)安の1バレル=77.37ドル。

OANDAアナリスト、クレイグ・アーラム氏は「中東地域で紛争が拡大し、供給が阻害される可能性が警戒されているが、こうした懸念は収束しつつあるようだ」と述べた。

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