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FB広告ボイコット各団体、ザッカーバーグ氏の取り組みに不満

ロイター / 2020年7月8日 9時51分

7月7日、米フェイスブックのヘイトスピーチ(憎悪表現)対策が不十分だとして、大手企業に同社への広告掲載をボイコットするよう呼び掛けている複数の団体は、この問題を議論するためザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)と会談した。写真はフェイスブックのロゴ。3月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

[7日 ロイター] - 米フェイスブック のヘイトスピーチ(憎悪表現)対策が不十分だとして、大手企業に同社への広告掲載をボイコットするよう呼び掛けている複数の団体は7日、この問題を議論するためザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)と会談した。会談後に団体側は、フェイスブック側には問題解決への強い決意がみられなかったと不満を示した。

この広告ボイコット運動は、米国の公民権団体などが先月開始した「#憎悪を利益にするな(#StopHateforProfit)」というキャンペーン。これまでに900以上の企業などがフェイスブックへの広告掲載を中断すると表明している。

主催者はフェイスブックに対して、攻撃的な投稿の横に掲載された広告の広告料払い戻しなど、10項目についてヘイトスピーチ対策を求めている。

運動を主催する団体のひとつ「Color of Change」は、ザッカーバーグ氏との会談後に声明を発表し、ほとんどの要求が受け入れられなかったと明らかにした。

同団体によると、ただひとつ受け入れられた要求は、社内に公民権分野の経験がある人のためのポジションを作るというもの。しかし、ザッカーバーグ氏はそのポジションをシニア幹部レベルにすることや、職務内容を明確に定義することには消極的だったという。

フェイスブックは、ヘイトスピーチ対策について外部の監査を受け入れる方針を示しているが、それに関する詳細な説明もなかったと同団体は話している。

この件に関してフェイスブックはコメントの要請に応じていない。

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