米国のハリス駐韓大使が辞意=関係筋
ロイター / 2020年4月9日 15時1分
<description role="descRole:caption"> 4月9日、複数の関係筋によると、米国のハリー・ハリス駐韓大使(写真右)が今年11月で退任する意向を周囲に漏らしている。写真は昨年3月韓国ソウルでの代表撮影(2020年/ロイター) </description>
[ソウル 9日 ロイター] - 複数の関係筋によると、米国のハリー・ハリス駐韓大使が今年11月で退任する意向を周囲に漏らしている。11月の米大統領選でトランプ大統領の再選が決まっても、続投しない考えという。
ハリス氏はトランプ大統領に指名され、2018年に駐韓大使としてソウルに着任したが、様々な問題を巡り不満がたまっているという。
米国務省と在ソウルの米国大使館のコメントはとれていない。
トランプ政権は在韓米軍の駐留経費について韓国側の負担を増やすよう要求。韓国ではトランプ氏の「米国第一主義」に対する批判が強まっており、ハリス氏も批判の矢面に立たされていた。
昨年10月には学生の集団がハリス氏の住む公邸の敷地内に侵入し、米軍の駐留に抗議。また昨年12月には米大使館前で抗議活動が起き、デモ隊が「ハリス氏は出ていけ。韓国は米国の植民地ではない。韓国はATM(現金自動支払機)ではない」と叫んで、ハリス氏の肖像画を破る一幕があった。
また、韓国が日韓軍事情報保護協定(GSOMIA)を破棄し、米政府が失望感を表明した際には、韓国外務省がハリス氏を呼び抗議した。
この記事に関連するニュース
-
全ての危機「終わらせる」=バイデン外交の弱腰批判―トランプ氏
時事通信 / 2024年7月19日 17時24分
-
北朝鮮の駐キューバ外交官が韓国に亡命、スパイ容疑で外務次官の銃殺明らかに
産経ニュース / 2024年7月16日 15時18分
-
トランプ氏が痛烈批判 バイデン氏の「弱腰」外交に根強い懸念 中朝露などの増長招いた
産経ニュース / 2024年7月14日 12時0分
-
在韓米軍費用分担、トランプ氏返り咲きなら対立なし=元米当局者
ロイター / 2024年7月9日 19時32分
-
「プーチン―金正恩の友情」で北東アジア激動?トランプ氏が当選したら?…韓国で広がる懸念
KOREA WAVE / 2024年6月24日 7時0分
ランキング
-
1バイデン大統領、米大統領選からの撤退を表明 代わりの候補としてハリス副大統領を指名
日テレNEWS NNN / 2024年7月22日 3時30分
-
2党内からの「撤退圧力」強まるバイデン氏、進退の判断にはジル夫人らの意向が影響か
読売新聞 / 2024年7月21日 9時45分
-
3《トランプ前大統領銃撃事件で使用》「全米で広く出回る」AR-15ライフル、日本の暴力団が「使わない」理由
NEWSポストセブン / 2024年7月21日 16時15分
-
4大統領警護隊、警備強化を拒否 トランプ氏側が複数回要請
共同通信 / 2024年7月22日 0時36分
-
5「トランプ氏なら終戦可能」 ジョンソン元英首相が寄稿
共同通信 / 2024年7月21日 22時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)