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中国EV販売、第1半期は約1年の低い伸び 小米参入で値下げ激化

ロイター / 2024年4月9日 19時10分

中国での3月のEV販売台数は前年比10.5%増加した。比亜迪(BYD)をはじめ、メーカー各社が値引きを強化したことが背景。写真は北京の商業施設で2023年11月撮影(2024年 ロイター/Tingshu Wang)

[北京 9日 ロイター] - 中国での3月の電気自動車(EV)販売台数は前年比10.5%増加した。比亜迪(BYD)をはじめ、メーカー各社が値引きを強化したことが背景。

中国乗用車協会(CPCA)が9日公表したデータによると、1─3月のEV販売台数は103万台。前年比14.7%増で2023年第2・四半期以来の低い伸びだった。

全電気自動車やプラグインハイブリッド車(PHV)を含む新エネルギー車(NEV)は、3月の乗用車販売の41.5%を占めた。3月の乗用車販売は5.7%増の171万台だった。

3月は、中国のスマートフォンメーカーの小米科技(シャオミ)が同社初のEVを発表したのを受け、各社が値下げや奨励金を発表した。

BYDはプレミアムブランド「騰勢」の4車種を含む9車種の最低価格を最大20.5%引き下げた。

テスラの3月の中国製EVの輸出は2万6666台で、前月から11.8%減少した。

3月の中国の自動車輸出総数は39%増の40万6000台と過去最高を記録し、伸び率も2月の18%から拡大した。

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