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ソフトバンクG、米ドアダッシュ上場で保有株の評価益112億ドルに

ロイター / 2020年12月10日 9時32分

 ソフトバンクグループは出資先の米料理宅配サービス最大手ドアダッシュが9日に株式上場を果たしたのを受け、保有する同社株の評価益が112億ドルに膨らんだ。写真はソフトバンクのロゴ。都内で2017年7月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[9日 ロイター] - ソフトバンクグループは出資先の米料理宅配サービス最大手ドアダッシュが9日に株式上場を果たしたのを受け、保有する同社株の評価益が112億ドルに膨らんだ。

ソフトバンクGは過去3年間にドアダッシュに6億8000万ドル投じ、株式の25%を取得。上場初日に保有株の時価は119億ドルとなり、投資額(簿価)を差し引くと112億ドルとなった。

ドアダッシュは9日の取引を新規株式公開(IPO)価格比85.7%高で終了。時価総額は684億ドルと、6カ月前の私募の資金調達ラウンドで評価された企業価値の4倍強となった。

ソフトバンクG傘下のビジョン・ファンドは過去4回の資金調達ラウンドを通じてドアダッシュに投資してきた。

同ファンドは過去1年にわたり、投資先企業の業績不振などで損失が膨らんだが、足元で運用成績が改善しつつある。ソフトバンクの先月の発表によると、同ファンドの価値は764億ドルと、83の出資先への投資額750億ドルをやや上回った。米国などの株式市場が新型コロナウイルスによる混乱から、ハイテク株主導で力強く回復したことが背景にある。

ソフトバンクGが筆頭株主である米配車大手ウーバー・テクノロジーズの株価も大きく値を上げており、英半導体設計大手アームを米エヌビディアに400億ドルで売却することも決定している。

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