韓国で「コンテナ病床」、コロナ第3波で医療逼迫懸念
ロイター / 2020年12月10日 14時40分
12月10日、新型コロナウイルス感染第3波の韓国では、医療逼迫(ひっぱく)への懸念から輸送用コンテナを改造した病床の増設を急いでいる。提供写真(2020年 ロイター/Hallym Sacred Heart Hospital ECMO Center)
[ソウル 10日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染第3波の韓国では、医療逼迫(ひっぱく)への懸念から輸送用コンテナを改造した病床の増設を急いでいる。
ソウル市はコロナ拡大後初めてとなる「コンテナ病床」の設置を開始。また保健当局は、ソウル地域に150の臨時検査所を開設して検査体制を強化する方針だ。
朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉相は会議で、「活用可能な資源をすべて投入して首都圏の感染拡大阻止に全力を挙げている。とりわけ迅速な治療に向けて重症者用に十分な治療施設と病床を確保する」と述べた。
疾病予防管理庁(KDCA)によると、10日に確認された感染者は682人。前日は過去2番目に多い686人だった。
韓国では今週、社会的距離(ソーシャルディスタンス)規制が強化された。過去1週間の感染者数は600人前後で高止まりしている。人口密度の高いソウル周辺では、より小規模で追跡困難なクラスターが発生し、抑制の障害となっている。過去の2つの感染の波では、クラスターは特定の集団や地域に集中していた。
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