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イラン、ロシアにミサイル供与 数週間以内に使用の公算=米国務長官

ロイター / 2024年9月11日 1時25分

ブリンケン米国務長官(右)は10日、ロシアがイランから弾道ミサイルを受け取っており、数週間以内にウクライナで使用する公算が大きいという認識を示した。同日撮影(2024年 ロイター/Alberto Pezzali)

[ロンドン 10日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は10日、ロシアがイランから弾道ミサイルを受け取っており、数週間以内にウクライナで使用する公算が大きいという認識を示した。ロシアとイランの協力は欧州全体の安全保障を脅かすとも警告した。

ブリンケン長官は、ラミー英外相とウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問する。長官は訪問に先立ち、記者団に対し、ロシアへ弾道ミサイル供与が「重大なエスカレーション」になると、米国がイランに非公式に警告したと明らかにし、10日中にも西側諸国による新たな対イラン制裁が科されると述べた。

ブリンケン氏は、同盟国などと共有されている情報に言及し、「ロシアはこれらの弾道ミサイルを積んだ輸送品を受け取っており、数週間以内にウクライナ国内でウクライナに対して使用する可能性が高い」と述べた。

イランのミサイルがより近い標的に対し使用できるため、ロシアは自国の兵器をウクライナの最前線からより遠い標的への攻撃に使用できるようになるとも指摘。「こうした展開とロシアとイランの協力関係の強化は欧州の安全保障を脅かし、イランの不安定化の影響が中東をはるかに超えて及んでいることを示している」と警鐘を鳴らした。

また、ロシアはイランが求めている技術を共有しているとし、「核や宇宙関連の情報などが含まれ、双方向的な動きだ」と述べた。

米国の対イラン追加制裁については、イラン航空に対する措置も含まれるとした。ドイツ外務省によると、独仏英3カ国はイランによるロシアへの短距離弾道ミサイルの移送を強く非難するとともに、イラン航空への制裁実施に向け取り組むと表明した。

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